« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »

長い話

釧路は本当に涼しくて快適です。今日の夕方はジリというのか、霧雨のような状態でしたが、本州のどこかで気温を下げるために実施しているという「化粧崩れしないレベルのミスト・シャワー」もかくや、という感じです。

閑話休題(=本題へ)

時おりワインを購入している、みちのくのネットショップの案内メールに青森のイタリアンのことが触れられていました。そのお店は、そこまでやるか!というぐらい全て自前で手作りを目指しているんだそうです。お店で出すワイン用のブドウ栽培まで手がけているとか・・・  お店の名前は紹介されていなかったのですが、調べてみるとこのお店のようです。お店のブログには、なんとサンジョヴェーゼの栽培の様子が紹介されていました(唖然!) 実は、このお店のホームページにたどり着くまで、個人が綴っているいくつかのレストラン紹介ブログに行き当たったのですが、その一つを読んでとても気が滅入ってしまいました。

このお店はdancyuという雑誌のイタリアン特集号で表紙に取り上げられたことがあるそうです。私が滅入ってしまった某個人ブログには「『dancyuを見てお店にやってきた』とサービス担当に伝えたのに、店主がひと言も挨拶に来なかった。そんな大きな店でもないのだから、私のブログを読んだら改善して欲しい」というようなことが、店内の様子や料理の何枚もの写真とともに書かれていたのです。そのブログ、別にレストラン批評を生業としているような方が書いているのではないので、私は「ここまでカン違いする人間もいるんだぁ・・・」と呆れてしまうと同時に、有名になると色々な客がやってきてお店も大変なんだよね、と心から思ったのです。

気分を変えて、陽気な曲を

  プカプカ ♪

| | コメント (0)

小打ち上げ

Amuse_20080722

非常勤講師としての務めが今日で終わり、肩の荷が下りて一安心。思い立って、夕方ひとりでガストーラへ出かけました。アミューズのバイつぶ。食べるのに専念するはずだったのに、盛り付けが楽しくて、つい撮ってしまいました。肝が、びっくりするほど濃厚。この後には、江差のムラサキウニが。←写真は撮らないで、ひたすら味わうっ。

Potage20080722

糖度の高いとうもろこし、ピュアホワイトのポタージュ。贅沢にも、サマートリュフが載っています。トリュフを見ただけで、思わず撮影してしまいました・・・  ピュアホワイトのポタージュは前にも頂いたことがあるはずなのだけど、とにかく、こんなに甘みが深かったかなぁ、という驚きの味わい。ちなみにピュアホワイトは、その名のとおり真っ白。

お魚は、しまがつおをサラダ仕立てで。メインは安藤シェフの趣向で、鶏をマッシュルームや白糠のゴボウとともにピリ辛のトマトソースで家庭料理風にアレンジしたものを出してもらいました。ガストーラに来ると、くつろいで美味しいものを楽しめるので、本当にうれしい。

| | コメント (2)

オーベルジュSoRa [ソラ]

Sora_mitakotoka

あの鶴雅グループが屈斜路湖畔にオープンしたオーベルジュ。前日の引きこもりを反省して、バイクでツーリングがてら場所を確認してきました。あまり目立たない看板で、一度は通り過ぎてしまいました。国道243の和琴半島を過ぎてすぐ右手に「自然塾」という目立つ看板があり、その脇にオーベルジュSoRaの案内と入り口。この写真はその入り口から奥に見えるログハウスを撮ったもの。未舗装のエントランスからして私有地のような雰囲気があり、ライダー姿で冷やかしに入ってゆくことはさすが出来ませんでした。そのうち、気の合う友人と食事をしに来たいと思います。

| | コメント (0)

飲んだ翌日

セーブしていたつもりでも、やはり起き上がれません。二日酔いではないのだけれど、ずぅーっと横になっていたいようなナマケモノ気分です。結局、家から一歩も出ず。読書のみ。

Asano_atsuko

「バッテリー」でブレイクした、あさのあつこ本。でも、僕らの年代は佐藤さとるの一連のコロボックル物語の挿絵を描いていた村上勉の表紙絵だけで、この本を手にしてしまいます。最下層出身の少年が伝説の宇宙船乗りを目指すという中身のほうは、ちょっと(かなり)尻切れトンボ。さあ、これから!というときに、突然終わってしまいます。続編を待てっ、ということなんだろうか。シリーズ物にするとしても、こんな終わり方で1冊の本を出すのは、かなりアコギだと思います。表紙絵が泣いているっ!

 

17

痛快青春スポーツ小説のお手本のような前作の続編。そして、やはり痛快、面白いです。主人公たちは一つ成長して、セブンティーンに。好敵手だった二人の片方が、別の剣道強豪校へ転校してからの話。レスリング化しているオリンピックの柔道を見てれば何となくわかるように、剣道にも武士道をふまえたものと、スポーツとしてのポイント取り剣道の2種類あるらしい。高校レベルの剣道でも本来の武士道からすると邪道の逃げ技やかわし技が入り込んできている。それをものともしない二人の活躍。勝負のシーン、本当にハラハラどきどきしながら読んでしまいます。かっこいいなぁ・・・

| | コメント (3)

お呼ばれワイン会

3連休の初日、友人宅にお呼ばれしてワインをごちそうになりました。

Paleo_98_2

J氏提供 マッキオーレ パレオ・ロッソ98

  

Clos_du_val_03_reserve

S氏持ち込み クロ・デュ・ヴァル ピノ03  リザーヴ

 

Pesquera_96_gran_reserva

岡ちゃん持ち込み ペスケラ96 グラン・リゼルヴァ

すごいものばかり、そして「さすが!」の味わい。どれも「家飲み」するようなワインじゃないですね(笑) 私は、前座としてお手軽イタリアの白、ロエロ・アルネイスを。あと、和商の吉岡肉店で勧められ、メチャ美味そうで即購入のパルマ産サルシッチャ(生ソーセージ)と、瀬野商店の太刀魚を持ち込みました。Palma

料理主任は例のごとく、J氏。ガストーラ安藤シェフのレシピに準じた、北釧水産のアサリとアスパラのワイン蒸しや、ボンゴレのパスタもサッサと仕上げます。このワイン会、とても楽しくて、くせになりそう。

| | コメント (2)

夏の東京

覚悟はしていたけど、やはり暑かった。2泊3日の出張で、先ほど釧路に戻ってきました。本当にこっちは天国です(笑)

東京では夜の街へくり出す気になれず、乗降駅の有楽町とホテルの徒歩5分ほどの間にある近場で食事を済ませてしまいました。1日目はドイツのビアホール。ふだんビールはほとんど飲まないのだけど、東京の暑さの中をわずか数分でも歩いた後だと、さすがに美味しく感じました。ザワークラウトとヴルストも旨かったです。2日目はイタリアン。料理は居酒屋レベルでしたが、スプマンテでのどを潤した後に、ハウスワインの赤を頼む時「辛口ですか?」とホール担当の女性に訊ねたら、「ハイ! モンテプルチアーノです」とブドウ品種まで即答されたのに気をよくして、魚貝のマリネやらピッツァ・マルゲリータやら厚切りベーコンのグリルなど、ばくばく食べてしまいました。

暑いのは、もうこりごり、と思っていたら、また再来週に東京出張が入ってきた・・・

| | コメント (0)

おもいでエマノン

Photo

SF作家 梶尾真治の小説は、文庫になった「黄泉がえり」しか読んだことがなくて、このコミックの原作の短編のことは知りませんでした。ただ、熱心なファンには鶴田謙二の描くイラストとともに評判になっていたようです。今回、その原作短編がそっくりそのままコミックになって発刊されたのですが、これがハマりました。時代は1967年、くわえタバコをふかす長い髪のフーテン美少女と、当時の情けない青年代表みたいな主人公が、乗り合ったフェリーのなかで語り合うわずか数時間の物語なのだけれど。少女エマノンが残す言葉

数時間一緒にいても
数十年間一緒にいても
同じことなのよ

 

 

| | コメント (0)

夏の明かり

Tsurui_stained_glass_1

ステンドグラスのランプ、釧路の隣の鶴居村の工房から昨年購入したもの。暖色系の作品が並ぶ中で、これだけが涼しげな色合いで私に「おいで、おいで」をしていました(笑) 

寒い時季には白熱灯の明かりがやはりホッとしますが、20℃を超える釧路の「夏」には季節感のあるこのランプを飾ることに。でも、その雰囲気をきちんと伝える写真を撮るのがなかなか難しいです。実物は、もっと素敵なんですけれど

Tsurui_stained_glass_2

| | コメント (0)

サミットのメインディッシュ

Gustora_milk_lamb 参考映像

読売新聞のサイトをのぞいたら、洞爺湖サミットでの福田首相主催ディナーメニューが紹介されていました。注目のメインディッシュには、白糠町産乳飲み子羊が使われたとのこと。これ、間違いなく茶路めん羊牧場の、武藤さんのところのミルクラムですよね。これでまた注文が殺到して、武藤さんも断わるのが大変だろうなぁ、と心配したら、滅多に更新されないホームページで既に予防線が張られていました(笑) 端境期なのは事実なんでしょうね。武藤さんは業務用だけじゃなく、普通の人たちにもっと羊肉を普及したいと、わざわざ一般小売業の許可を取ったぐらいですから、「注文を断わるのがつらい」というのがよく判ります。

 

お詫びと訂正

上の記述、完全な私の思い込みでした。茶路めん羊牧場と古くから付き合いのある栄町のバーに先ほど行ってきて、マスターから話を聞き、私の勘違いであることを確認しました。マスターいわく、①武藤さんが今の時期にミルクラムを出荷するわけがないでしょう。②それでなくても、これまでの顧客のオーダーにこたえるので精一杯。③だから武藤さんに打診があった時、自分のところのは断わって白糠町(和天別)にあるもう一つのめん羊牧場を紹介した。

そういえば③の話、サミットのずいぶん前にマスターから聞いたことを思い出しました。世間の注目がその、もう一つの牧場に集まるのであれば、これまで通り武藤さんのおいしいラム肉を食べることができるので、特に問題はないですね。私としては(笑)

| | コメント (0)

夏のハモ

Hamo_tremendous

45cm幅のまな板にも納まりきれない大っきなハモ。会社からの帰りに閉店ぎりぎりで間に合った和商市場の瀬野商店から。本当はアンチョビ目当てだったのですが、あまりに見事な大きさだったので、いっしょに購入してしまいました。でも「アンチョビ、ください」と言った時の山口さんの、なにか照れくさそうな表情が面白かったです(笑)

とにかくデカイので、とりあえず3等分して、尾っぽの方から3分の2は塩だけ振ってフライパンで焼いて、煮詰めたバルサミコをかけました。Hamo_two_third

これが予想以上に美味しくて、ご飯が突然欲しくなり、茶碗ごと冷凍してあるものを急遽チンして、ハモとシャンパンとご飯という取り合わせに。

どうせなら見た目も蒲焼風にということ、一番でかい頭側3分の1はバルサミコといっしょに煮詰めました。Hamo_one_third_2

中国産ウナギの蒲焼じゃありません(笑) わざわざウナギを食べなくとも、というか、ハモも美味しいです。半世紀の人生で、今日初めてハモを料理しました。

| | コメント (3)

ホテルの茶会

昼を挟んで2時間ほどの日曜出勤の前に、いつもの徒歩通勤経路をちょっとそれてPホテルロビーへ。ワイン会仲間のハタ坊さんから、自分が指導する大学茶道部の学生たちによるお茶会をそこで開きます、との案内をいただいていたので。メインゲストはオーストラリアからの観光客の方たちでした。気後れしつつも、混じって本格的なお抹茶とお菓子を味わってきました。茶道のことを観光客に達者な英語で説明していたのが、金髪(もちろん染色)で長髪の西川貴教(T.M Revolution)によく似た男子学生。和服(浴衣?)を着ていたけど、アンバランスなことハナハダシイ(笑) でも、会場の和やかな雰囲気は、彼から醸し出されていたのも事実。茶道をやる男性は高倉健のように短髪で着流しが似合う人、というのは古い固定観念のよう。

 

最近読んだ本を何冊か

Ninkyo_swimmer  

着流しが似合う、彫り物を背負った青年組長の痛快小説。単行本で出た時にずいぶん迷ったけど結局買わず、文庫になって手にしました。物語の3分の2は水泳のスポ根ものとして読んで面白い。競技のシーンがきちんと描けているので、北島康介の泳ぎを目の前にしているような興奮が感じられます。残り3分の1は、一転してヤクザの殴り込みへ。テロリストに占拠されたTV局に、偶然出演してた妻を救出するため、ドスを持って着流しで単身乗り込んでゆく。ありえない話でとことん楽しませてくれます。

 

A_wandering_blade

秋葉原の事件もそうだけれど、事件の原因が犯人の育った家庭環境やそれを取り巻く社会の状況にある、というよく目にする論調に対して、あえて議論をふっかけている小説、と私は受け取りました。特に、未成年の犯罪者の更生を期待する少年法は、あまりにも性善説に立ち過ぎている。更生しない「悪」に法の庇護は不要、ということを一人娘を殺された父親を主人公として語らせています。東野圭吾お得意の、最後の最後で提示されるドンデン返しも健在。でも、主人公が成仏できないであろう結末は、可哀相。

 

La_decoration_du_chocolatier

ショコラティエの勲章、読み始めてすぐ「あれっ、この登場人物とお店、記憶にあるな」と思ったら、ラ・パティスリーと同じ著者。気がつきませんでした。前作より数段面白く、作者は違うけど、6話からなるスイーツ版「タルト・タタンの夢」(近藤史恵)と思ってもらえば近いです。パティシエやショコラティエとしての修行、独立をめざす人間模様が描かれていて興味が惹かれます。甘いものを無性に食べたくなるのが、ちょっと困るところ。ガストーラのクレーム・アングレーズのムースが頭にチラつきました(笑)

 

晩酌ワイン Touraine_pouille

一番手前のトゥーレーヌ・プイエ、ティエリー・ピュズラの手になるワインですが、2004年のこれはドメーヌ・ボワルカのガメイを使って造られたもの。従って、ボワルカのキュヴェ・クニコとは育ちの異なる双子の関係。マスコミで当時大々的に取り上げられたことから、本家筋のクニコ2004年はあっという間に姿を消して、手に入りませんでした。ちなみにプイエ、育ちが違うと味わいも(例年と)こんなに変わるのか、という印象。家庭環境や社会の状況がやっぱり影響するのかなぁ・・・

| | コメント (0)

避暑地 釧路

Misty_kushiro        18:12

北海道でも今日の札幌は気温が30℃に達したようですが、釧路は最高で17℃。ベランダの窓を開け放つと、吹き抜ける風が肌寒いほど。夕方からは恒例の霧もかかって、すっかり街中が天然ワインセラー状態。ワインのように暑さが苦手な私には、今の時期の釧路は天国です。

それでも、昼間はけっこう日差しがありました。なので、ブログを見て野菜のファルシが食べたくなって、急遽ガストーラのランチへ。お店は満席。4人連れのグループで楽しまれてる方が多かったです。お一人様は珍しく私だけでした。でも、直前に電話を入れておいてよかった・・・ ひょっこり行って、席が無かったらすごいショックだったと思う(笑) 

前菜は、目をつけていた紅鮭のマリネをお願いしました。サラダ仕立てのこれも、本当においしかったです。メインのファルシの後、デザートにルバーブとプラムのタルトをペアで。今日はアルコール抜き。昼に飲むと、夕方はたいてい意識がありません。今日は、起きてる(笑)

| | コメント (0)

ブラジル移住100年

Brazil_emigrants

郵便局に出かけたら、日本からブラジルへの移住100年を記念する500円硬貨が発行されている、との掲示があったので2枚交換してきました。戦後の入植者の悲惨な状況を描いた小説「ワイルド・ソウル」を読んでいなければ、たぶん気にも留めなかったろうと思います。打刻されているのは、移民船サンパウロ丸なんだろうか・・・  交換するときに窓口で「何枚ですか?」と訊かれたので、枚数制限は無いようです。あまり関心を持たれてないのかな?

 郷愁のショーロ ♪

| | コメント (4)

« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »