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心太

Tokoroten  

「ところてん」のお手軽作成セット(?)を、ときめく友人から頂戴しました。これ、すっごく懐かしいです。子供の頃、夏の暑い盛りにどんぶり1杯10円ぐらいで近所のお店でよく食べました。昭和30年代の話です、念のため(笑) その時は酢醤油のタレしかなくて、急いで食べるとよくムセたものでした。

今回のセットは甘い蜜のタレも入って、4種類あります。沖縄の黒蜜なんかは、まちがいなく美味しそう。Tokoroten_tare  右下の酢醤油には、ふりかけ(?)とねりからしも付いています。子供のときには経験したことのない、未知の取り合わせ。まずは、これから

Tokoroten_su  酢醤油、やっぱり不用意に食べると、むせます・・・ 練りからしを加えたら、なかなか大人の味わいになりました。

Tokoroten_maccha  黒蜜は最後の楽しみに取っておいて、2番目は抹茶みつ。酢醤油の後だと、甘さもひとしお。でも上品な味です。ところてんで、こんなに楽しめるなんて、てんで知りませんでした。ごちそうさまです。

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お呼ばれ

Aspara_puddings  

釧路に来てから、たぶん一番お世話になっている、その名も「世話人さん」のお宅にお呼ばれして昼間っからワインと手料理をごちそうになりました。とにかく世話人さんの料理の腕前は半端じゃないので、どんな料理が出てきても驚きません(笑) これは初めのほうでお通し(?)のように出された2色のムース、それぞれグリーンとホワイトアスパラで作られています。この後は、ご家族も交えてひたすら食べて飲んで楽しむのに没頭しました。

正午におジャマして、夕方6時前にはフラフラとなった私、いっしょにお呼ばれしたJ&Sコンビを置き去りにして、お礼もそこそこにおいとましてしまいました。世話人さん、しっかり自家製パンをお土産に用意してくださって、最後まで至れり尽くせり。本当にごちそう様でした。

残った若いJ&Sコンビの、その後の様子はどんなんだったんだろう?

 

向かって右から飲んだ順(のはず、確か・・・)、こんなに開けたんだ4人で! 左から2本目、3本目はJ&Sコンビが持ち込んだもの(のはず、確か・・・)。

Trinken20080429

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バスク特集

Basque_special_2  

雑誌Penの5月1日号がバスク地方の特集を組んでいるのをここで知り、購入してきました。 春採のコーチャン・フォーでは最後の1冊でした。

行きたい国のトップは、山歩きをよくしていた40代前半まではダントツでスイスで、50歳になったら記念に長期休暇を取ってアルプス・ハイキングを楽しみたいと思い、関連のガイドブックも目につくたびに購入してそれこそ山ほど集めてきました。でも、計画倒れで実行に移していません。

最近はガストーラさんの影響で、美味しいものと独特の文化に惹かれ、旅行するならバスクもいいかな、などと思い始めています。

Lauberge_basque

Basque_liqur  ガストーラさんでも頂けるワインやリキュールも掲載されていました。このブログでは食べ飲み中心の紹介ですが、他のページは文化や自然などの案内が盛り沢山。本当にまるごとバスク特集号です。

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負けず嫌い

Photo

   dona dona  ♪

中学生のとき、音楽の先生に誘われて合唱部の人たちといっしょに施設の慰問に行きました。幕あいの場つなぎとしてソロデビュー(?)したのが、この曲です。アレンジは当時の歌姫、ジョーン・バエズのものをほぼそのままコピーしています。生活臭あふれる背景とともにお楽しみください。

YouTubeで下のおじさんの演奏を聴いていたら、メラメラと対抗心が湧き上がってきて、アップしました(笑) でも、完全に負けてます・・・

どこかのおじさん  Dona Dona  ♪

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Jose_feliciano  

ホセ・フェリシアーノ    レイン  ♪

 

盲目のシンガーの、1969年のスマッシュ・ヒット

もう1曲、なら

Jose Feliciano   Ain't No Sunshine ♪

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生まれ年のワイン

Arthur_barolet_56  

52年前に収穫されたブドウで造られたワインが売りに出ました。予約販売なので、実際に入荷するのは2ヵ月後。2万円近い価格はもちろん一般的には目の玉の飛び出るような金額なのですが、年数で割ると一年当たり360円弱! 一日当たりだと1円もしません。同じ収穫年の他のワインに比べると、「格安」と言ってもいいぐらい。

実は同じワインを既に信用できるショップから購入していて、昨年末に味わったばかりです。きちんと「飲み物」として楽しめる、私にはとても感慨深いワインでした。

一日1円のお金を払って、ワインを飲みながら自分の生まれた年に想いを馳せるのは、この人生に何度かあっても、許されるゼータクのような気がします。

Audrey Morris    I Go for That  ♪

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サンマヌル

Kitopiro  

先週、この時期の最高の山の恵み、ギョウジャニンニクを頂戴しました。写真はその一部で、例の「黄瀬戸」をあしらっています。アイヌ語でキトピロと呼ぶこの山菜は韓国にも同じものがあるようで、サンマヌルと呼ぶことをネットで知りました。さすがに生でぼりぼり齧るのは、勇気が要りいます(笑)

 

とりあえずさっと塩茹でして、まずは一番簡単な卵とじ

Kitopiro_tamagotoji  小さく見えますが、Lサイズたまご3個を使っています。ひっくり返す時に失敗して、メタボリックな半月みたいになってしまいました。

もう一品は、安藤シェフもおすすめのヌタ、酢味噌和えです。

Kitopiro_nuta  私の台所には味噌や酢といった和風の調味料が無いので、ここで使った酢味噌は実は和商の吉岡さんで土曜日に豚足を購入した時に付いてきた余りを転用しています。かなりいい加減な料理でも、この自然の恵み、なかなか美味しいです。今度は、洋風にピザにでも載せて焼いてみたいかな。でも、イベリコのマスカルポーネ揚げの悲惨な例もあるから、しばらくは無難路線を・・・

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お祝い

Marimo_shindai

日曜の午後から札幌でお祝いの集まりがあり、日帰りで出かけました。帰りはこの夏で廃止になるという特急まりもの寝台車。寝台車に乗ったのこれが初めてです。6時間以上の乗車、横になれるのは本当に楽チン。今朝の5時半過ぎに釧路に戻りました。

Corton_vergennes お祝いの会はひとり1本のワイン持ち込みで、それぞれ好き勝手にあれこれ飲む、というもの。埼玉からはるばる駆けつけたYさんがとんでもないものを持ってきていたのですが、だれも気付かなかったみたいで手付かず状態、しめしめ(笑) 本当ならもっと寝かせてから開けるべきワインなのでしょうけど、ちょっとしたアクシデントがあって突然のお披露目となりました。あのシャソルネイのフレデリック・コサールが手がけた特急まりも、いえ特級のコルトン=ヴェルジェンヌ で・す・よ!  これ以外にも、とにかくあれこれ頂いて、おしゃべりして、ギターのライヴを聴いて、べろべろになりました。

Sakura1  日中は20℃を超えた札幌。大通り公園のベンチには、帰りの夜行の時刻までひとりボーっと夜桜を見上げる酔っ払いが座っていました。 

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藤壺の君

Gustora080418_gigant_fuji

しのぶれど 色に出にけり わが恋は・・・

フジツボって、ふつーはウオノメぐらい(?)の大きさで、こんなに大きいのをフジツボと呼んじゃいけないような気がする(笑) この写真は1個のユニットで、実際に和商の瀬野商店から提供された時は上の白い部分でいくつも合体した状態、ものすごいものだったらしいです。非常に珍しい食材とのことで、スタッフの試食のみ! 私は、この亡き殻を見ることができただけでも幸運でした。でも、ちょっと食べたかった(笑) 

 

Gustora080418w  

安藤シェフが最初に修行した代官山「パッション」で唯一リストに載せていたロゼだという、タンピエのバンドール。1本、するすると空いてしまいます。美味しいです。お料理はこのワインに合うよう、シェフにお任せでお願いしました。

 

Gustora0804181  

本ズワイガニとアボカド 

 

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(私の生まれ故郷)福島県産‘ひいか’ 

 

Gustora0804183  

静岡の黒鯛、宮城のムール貝、厚岸のアサリ

 

Gustora0804184  

伊達の地鶏をプロヴァンス風に

写真では目立たないけど、私が思い立って夕方に電話で予約を入れた時から3時間以上かけてじっくり火を通したというカブが、泣ける味わいです。フジツボの件は、これで帳消し(笑)

 

Gustora0804185  

アボカドのソルベ+α 清見&ブラッドオレンジ 

一見、アボカドのソルベ三兄弟のよう。でも、実はひとつがピスタチオの濃厚なアイスクリームで、食べてびっくりのデザートです。アボカドのソルベには清見オレンジの果皮を入れてあって、対照的なさっぱり感を強調しています。彩りも鮮やか!

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徒歩通勤

Fukinotou080416  

通勤路で見かけた、アスファルト舗装を破り出るフキノトウ。

歩いて通勤するようになって半月が過ぎ、本来の歩行感覚をかなり取り戻してきました。毎週のように山歩きをしていた頃とちがって、やはり最初は歩いていてぎこちなかったです。今日からはパワーアンクルを久々に装着して、筋力の多少のアップも期待します。前回の装着効果はどうだったんだろう(笑)

先週末は念願がかない、楽しさのあまり結構な深酒をしてしまったので、明日のワイン会はほどほどにします、する予定、するであろう、してほしい、あらまほしけれ・・・・ 

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雪あがり

Yukiagari20080412   17:50

朝から舞っていた雪が、夕方になってあがりました。春と冬の一進一退の綱引き、いつまで続くやら

岡本正とうめまつり  すみれの花  ♪

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釧路のシェフ

Doushin080411a
今日の北海道新聞朝刊に掲載。道東を代表するホテルのメインダイニングのシェフと、街角のレストランのオーナーシェフ、立場は違えどいずれも高い評価を得ていて、かつ地元に受け入れられているのが共通する点ですね。今春、釧路に転入してきた人たちには、ぜひ地元の‘口福’を感じて欲しいです。安藤シェフは長めのコック帽より、バスクの正装「ベレー帽」をかぶった姿を見たいです(笑)

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新しい朝の歌

Vanity_fair

Early In The Morning  ♪

1970年代に競作でヒットしたこの曲は、日本ではクリフ・リチャードの歌(邦題「しあわせの朝」)の方がなじみがありますね。でも、ヴァニティ・フェアのこのヴァージョンもとても良いです。

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ふく

Huku

異動してきた職員の歓迎会。今年の親睦会幹事長の好みなのか、和食のお店でフグのコース。フグを食べる文化圏で育ってきていないこともあり、私にはおいしさがよく判りませんでした。

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高麗青磁

Chonji

ネットで検索すると「黄瀬戸」とは黄色の焼き物を示す普通名詞というより「桃山時代云々・・」とあって、かなり由緒正しい陶器を指すようですね。同僚から頂戴したのはあくまでも黄味の陶器ですが、なかなか風情があって気に入っています。同じくネットで「青磁を再現しようとして黄色になってしまった・・・」との記述も見かけました。

個人的には青磁の色が好きで、韓国へ「旅行」した時は高麗青磁の再現を試みている現代作家の茶碗や特注の大皿を、けっこう散財して購入しました。もともと私の一族は、紀元930年に新羅の田舎豪族にすぎなかった先祖が高麗に加勢して百済を打ち負かした時に、その功で高麗王朝の創始者‘王建’から大相の称号と姓を与えられたことに始まっているので、「高麗」という響きには背すじをピンっと伸ばさなきゃいけないような感覚があります(笑) この辺りの歴史は宮嶋博史著「両班(ヤンバン) 李朝社会の特権階層」(1995年・中公新書・既に絶版)に詳しいです(というか、まるまるウチの家系図を研究対象とした本です)。ちなみに一族には、日本でも知られている男優や女性歌手がいます。もちろん、私は会ったことがありません(笑)

Koisurusinpu Boa2

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黄瀬戸

Kizeto

先日、会社の同僚宅で牡蠣しゃぶパーティをやった時、刺身が盛られていた手焼きの角皿にいたく感動したことを書きましたが、その同僚から今日、同じ大きさの黄瀬戸の角皿を頂いてしまいました。もちろん彼のお手製です。この時期、グリーンアスパラや菜花を盛り付けたら映えそうで、すっごく嬉しい! 持つべきものは、陶芸が趣味の同僚(笑)

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蜜蜂の家

Honeybee_house_2 

灰谷健次郎の「兎の眼」「太陽の子」を世に出した理論社のヤングアダルト向け、著者は札幌出身で芥川賞作家の加藤幸子、ということでそれなりの期待を持って読み始めた本です。東京の会社を辞めて山村の養蜂場「蜜蜂の家」で働くことになった主人公の理枝は自死した父を持つ。養蜂場の女性経営者はリストカットの傷があるシングルマザー、息子は混血児(これ、差別用語じゃないです)。同僚は拒食症で閉じこもりがち・・・ 登場人物の設定が落語の三題噺みたいで、個人的にはちょっと鼻白む感(現実にこういう状況があったとしても、小説にすると全く嘘くさい)があったのですが、養蜂への興味が勝って読み進めることがなんとかできました。十代の頃に読めばそれなりに感動もできる物語なのだけど、今の歳で読むと「これでもか」という設定が気になります。

 

A Taste of Honey    Boogie Oogie Oogie  ♪

  

前回に味をしめて、今夜もポトフ。ジャガイモを入れました。Supper20080406

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ガストーラ4周年

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お祝いを兼ねてランチに。慶事には欠かせない立派な鯛をお相伴にあずかりました! これからも益々発展してゆくガストーラを象徴するように、胸びれがピンッと天を指して立ち上がっています。

 

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前菜の釧路産甘エビ。アボカドのねっとり感、トマトの酸味と絡むなんとも濃厚な味わい。彩りの鮮やかさに、春を感じます。(釧路の春はまだずう~っと先なんだけれど)

 

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二皿目のお魚料理、天然の黒鯛のスープ。スタッフのまかない(お祝い)用だというのを、こっそり分けていただきました。他のお客さんの目を気にしつつも(笑)、体の中からポカポカ温まってくる美味しさに幸福感が満ちてきます。

 

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メインはジャンボンブラン。下に隠された柔らかなジャガイモやクレソン、ピクルスなどと色いろな味わいを楽しんでいると、もう満腹です。

 

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デザートは、不思議な食感。伝統的なクレーム・アングレーズのソース。くどさの全くないカスタードで、おかわりしたくなるぐらい(笑) 甘いもの、好きです。

これから暖かくなる戸外で、シェフもマダムもやりたいことがあれこれとあって、構想を練っているようです。ぜひ、実現して欲しいですね。ガストーラ開店4周年、おめでとうございます。

 

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謹告

システムのトラブルか、自宅のパソコンがまともに動作してくれません。メールの送受信、ブログの更新やコメントの返信に支障が出ています。お許しください

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嵐を呼ぶ歌

Blowin_the_wind

  風に吹かれてゆこう ♪

実は昨夜遅く、動画撮影に初挑戦しました。そして今日、ものすごい春の嵐。会社近くの駐車場を解約して、4月から徒歩通勤にした初日がムチャクチャな天候なんて!

この歌は、爽やかな声で歌うべきでした・・・

やまがたすみこ  風に吹かれて行こう ♪

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