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許されざる料理

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マスカルポーネを使った豚肉の変わり揚げにチャレンジ。和商の特売のイベリコ豚カルビは、どう見てもいつものようにそのまま塩・胡椒で焼いて食べたほうが美味しいと思うのだけど・・・  とりあえず半分、250gを使うことに。酪恵舎のN君(イタリア滞在経験あり)が現地で体得してきたというレシピは、①マスカルポーネを卵黄でのばし、パセリを刻んで入れて、これを衣にする。②豚肉は塩・胡椒して小麦粉を振り、衣をつけて、③オリーブオイルを張ったフライパンで揚げ焼きする、というもの。

Iberico_080330_2 指定分量の1個分だとチーズがマッシュポテト状なので、卵黄をもう1個追加 。

 

  

 

Iberico1_080330生パセリがないので、乾燥ものを振り入れて衣の出来上がり。イベリコは塩、胡椒、そして小麦粉。 

 

 

 

オリーブオイルで揚げる。最初はきれいな色合いでしたがそのうちブクブクと 泡がたIberico2_080330ってきて、表現しがたい状態になIberico3_080330ってきました!

 豚肉の生はコワイので、とにかく火を通さなきゃと我慢。 

 

 

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出来上がり・・・ 見た目で、ちょっと後悔。食べて、とことん後悔しました。イベリコをせっかく特売してくれた吉岡さんに謝らなきゃいけないような味です。昨日のガストーラでのランチの時にこのレシピのことを話したら、、安藤シェフの目に悲しい影がよぎったように思えたのは気のせいじゃなかったことを確信しました。脂分の少ないロースとかならともかく、サシ?の入ったカルビを使うレシピじゃないですよね。N君の話、決して聞き間違えてはいないと思うのだけど。

 

Lene_marlin  

レネ・マーリン  Unforgivable Sinner

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もじもじ日記

午前10時半過ぎに和商市場へ。吉岡さんで特売のイベリコ豚、柿田商店で来週の朝ごはん用のタラコを購入。同じ切れ子でも味見すると価格差の理由は歴然! 少々高くても美味しい方を。本日限定のチーズ市場では酪恵舎のゴッツイN君からマスカルポーネを使ったイベリコ豚の変わり揚げのレシピを耳打ちされ、ついマスカルポーネを定番のモッツァレッラといっしょに購入。本当に美味いんかい?(笑) 週明けにチャレンジ。

昼、ガストーラへランチに。佐賀県産のホワイトアスパラの前菜、食卓はすっかり春。メインにカナ「ガ」シラのキノコクリームソースをお願いしたら、マダムから「あれはガストーラの『ガ』です」とチェックが入りました(笑) 背開きして香草入りじゃがいもを詰められていて、食べ応え十分。桜塩が見た目と味のアクセント。ごちそうさまでした。

夕方から、バスケットボールをやっている若い仲間たちと今期の打ち上げ。90分飲み放題の居酒屋さん。かなり久し振りです、こういうとこ(笑) ふだんはニックネームでしか呼びあっていないメンバーの実体が明らかになり楽しくて名残惜しかったけれど、風邪気味なのと明日仕事なので、大事をとって一次会で失礼してきました。活動は5月から再開。

 

   夢で逢えたら ♪

 

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まる六

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道立釧路芸術館アートホールの「まるで六文銭のように」ライブ、聴いてきました。

 

僕 住んでた町は 港の匂いがして

君 住んでる此の町は 港の匂いがして

今日 出逢う人は

皆んな 優しい顔をしているよ

雨が降りそうだなあ

 

及川さんの地元、釧路を歌ったという私の好きなこの曲も4曲目に歌ってくれました。なによりも、フォークギターの音を最大限に生かす、控えめなPAの設定が3人のハーモニーをとても素晴らしいものに。帰り際には、ちょっとした幸運も重なって、真っ先にCDジャケットに3人のサインを頂くことができました。日付を書いてくれたのはフォークの生き神様? 小室等さんです。「今日は何日だったっけ?」と訊かれて、正しい日付を言ったので間違いなく書いて頂けました(笑) 宝物のCDがまた1枚。

帰りに、先日のワイン会で使わなかったワインを引き取りがてら、食事のためにオルディネールさんへ。ヴァンド・ペイ・ドックをグラスで。Ordi080326s

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脚光を浴びる快感

Happy_live  

詳細不明  やっぱ楽しい弾き語り ♪

もちろんプロのライヴじゃないので、決して上手じゃないのだけど、とっても楽しそうで最後まで私は聴いてしまいました(笑)

人前でステージを演じる魅力というか魔力には、月光で変身してしまう狼男のように、その力量を問わず抗し難いものがありますね・・・・

LeAnn Rimes  Can't fight the moonlight

 

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土曜日のポトフ

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土曜日は昼過ぎにぶらりと和商市場へ出かけることが多くなりました。吉岡肉店をのぞくと十勝産いけだ褐毛和牛のほほ肉があって「煮込みにいいよ」と言われ、先日ガストーラで頂いたポトフの味が脳裏に浮かび、思わず400g程のその塊りを購入しました。家に戻って、何も考えず鍋に肉と人参を投入して煮込み、途中から玉ねぎもポチャンと。3時間ぐらいしか煮込んでない手抜きポトフだけど、アクはまめにすくったので十分楽しめる味になってました。 

Saturday_pot_au_feu

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一升瓶を傾けて

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単身赴任してきている同僚宅で、男3人の宴会。ふだんは会社での付き合い酒を一切やらないのだけれど、この二人となら、ということでnoisyさんから入手した田酒とむき牡蠣を持参しました。オヒョウやツブ、まぐろのお刺身を盛った白い角皿、Nihonsyu_gui ワサビ醤油ドレッシングのプチトマトが載ったマーブルの黒い丸皿、これ、どちらもその同僚の焼いたもの、と聞かされビックリ! そして同僚が使っているぐい呑みは、自分の、会心の作とのこと。食材の彩りまで考えて用意した、ホヤの塩辛を盛ったガラスの杯は別。これはそれぞれ献血50回、100回記念でもらったもの(笑)

新潟の叔父さんから送ってもらったという雪中梅、すっきりした飲み口で、とても美味しい! 入社当時の、二十数年前から知っている(はずの)、もと甲子園球児でツッパリあんちゃんのイメージが強かった同僚の意外な面を肴に、お酒がぐいぐい進みます。

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頃合いを見計らって、かきシャブに突入。むき牡蠣は、温泉ワイン会の時にも使った北釧水産さんから分けて頂いたもの。鮮度バツグンの生食用にちょっと熱を通す感じにして食べ始めると、Nihonsyu_konbu みんな止まりません(笑) ますますお酒が進む、進む。ちなみに「昆布は利尻!」という利尻の昆布漁師の息子で、小さい時は昆布干しをよく手伝ったというこの同僚が、当然のように利尻昆布を使って鍋奉行ならぬダシ奉行を務めました。一升瓶が2本とも空になりそうで、ちょっと恐かった(笑)

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ポトフ

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「食堂かたつむり」を読んでいる間、きちんと命と心がこもった料理が食べたいと思い続け、たまらずにガストーラに駆け込んだときに安藤シェフが出してくれたもの。Pot_au_feu2 その前に、じっくりとスープを味わって、それだけでも思わず満足してしまいそうになったのだけど。 

 

 

 

野菜もお肉も、なんでこんなに美味しいんだろう・・・・ 

Pot_au_feu3  

 

食材をリアルタイムで紹介する、ガストーラ発のブログができました。気になったら、すぐ駆けつけましょう!

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別離

勧君金屈巵
満酌不須辞
発多風雨
人生足別離

この盃を受けてくれ
どうぞ なみなみつがしておくれ

に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ

 

人事異動のこの時期は、別れの季節でもあるのだけれど、遠く離れても全く会えなくなるわけではないので、この次に再会するまでの楽しみ盛り上げ猶予期間と考えます。それにしても、七色ドリンカーさんは酒飲みとしての品格を備えた、とっても貴重な友人です。送別会続きなのに遅くまで二次会に付き合って頂いて、ありがとうございました。

Sayonara

GAO   サヨナラ ♪

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食堂かたつむり

「児童文学」のイメージが強いポプラ社からの書き下ろし。しかも、デビュー作だという。1月15日の初版で、手元の本は2月17日の第4刷。今朝の朝日新聞の書評欄には「たちまち第8刷」の文字。この本が多くの人に読まれようとしているのは、うれしい。

望まずに山あいの実家に戻り、1日一組の客を相手に小さな食堂を始めた主人公の倫子。心をこめて作った料理を食べた客たちの満足そうな顔に、それなりに幸せな日々を過ごしている。しかし母の死をきっかけに心と体に変調をきたす。

なんだか体がぜんぜん動かないのだ。ほとんど食事らしい食事もしていない。私はなるべく命の含まれないものを選んで食べた。一日の食事の大半はインスタントの食品で、朝、昼、晩、カップラーメンなんて日もある。インスタントの食品には感情とか思い入れとかが一切なくて、感情過敏になってしまった私には、最適な食べ物なのだ。 ・・・ たまに自分で料理を作っても、自分の味しかしない。タコが自分の足を食べて腹を満たしているようで、猫が自分の性器をぺろぺろ舐めているようで、何かを食べているという実感が全然わいてこないのだ。

料理は、自分以外の誰かが心を込めて作ってくれるから心と体の栄養になるのだ。

そんな主人公も、死んだ母が使わしたとしか思えない野鳩をローストし、アマローネとともに味わうことで自分をふたたび取り戻す。  

料理を、捨ててはいけない。 

心からそう思った。

だからまた、一から料理を作りはじめよう、と。 

身近な人に喜んでもらえる料理を作ろう。 

食べた人が、やさしい気持ちになれる料理を作ろう。 

食べた後、幸せになれる料理を、これからもずっと、作り続けていこう。 

 

日本語が読めることの幸せを、つくづく感じた一冊です。 

 

Katatumuri

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琴線

Photo

カルメン マキ   戦争は知らない ♪

 

中学生のとき送別会で、級友たちとギターを弾きながら歌った曲。でも、当時はフォークルのヴァージョンしか知らなくて、アップテンポでにぎやかに歌いました。いっしょに歌ったもう1曲は、これ。特にみんな反戦を意識していた訳ではないけれど、時代の雰囲気がそうだったんだろうと思います。YouTubeでこの頃の曲を聴き始めると、時間が過ぎるのは本当にあっと言う間。

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フランス菓子

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東京の本屋で見つけた、フランス菓子店の厨房をのぞき見することができる小説。出だしがちょっとミステリー仕立てになっているのと、お菓子作りの現場が臨場感たっぷりに描写されるので、ぐいぐい引き込まれます。最後の方で、ややありきたりの恋愛小説めいてくるのが惜しい! でも、そのデートのシーン、目について気になった菓子店を和菓子、洋菓子を問わず食べ歩く 

駅前で、二階建ての洋菓子店が目に入った。 

「最中を食べたばかりだけど」 

「でも、気になりますよね。これは職業病です」 

「職業病というか、すでに業(ごう)だ」 

 

食べながら、その店の立地なども評価する。

 

「ここだってきっと苦労してますよね。このあたりは、昔ながらの洋菓子店が多いから」。“洋菓子”という日本固有のジャンルは、したたかだ。イタリア菓子が流行すればイタリア菓子の、フランス菓子が流行すればフランス菓子の良いところを取り入れ、完全にオリジナルのケーキを作ってしまう。ティラミスとザッハトルテとクレーム・ド・ブリュレを並べて売ることに何の抵抗も覚えない。それが日本流だ。むしろ、客もそれを歓迎する。・・・ その結果、デパ地下に並ぶケーキが、どれもこれも似たような外観を持ち始めたとしても。

 

或るフレンチのシェフが「パスタは絶対、出さない。出したら、この店はフレンチじゃなくなる」って言ってたけど、その矜持、大切なんですね。

 

そのフレンチレストランのマダムが教えてくれた、おすすめのパティスリーは、ここ

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Guさんのいる店

Dft1 本社のある東京へ出張すると、私は土からむしられた青菜のようにヘナヘナとなって、同僚たちのように「折角だから」とあちこちに出かけるような気力は湧いてきません。都会が苦手なんです(笑) だから行動範囲はいつも、本社に歩いて5分足らずのホテルの半径数百メートル以内。数年前に初めて、Guさんのいる中華料理店DONG FANG TINGに入ったのも、出張時の常宿としているそのホテルに一番近い飲食店だったから。

Guさんはその店のホールスタッフでハルピンの出身。こちらが北海道から来ていると知ってからは、故郷の寒さ談義もしばしば。酷寒で凍るハルビンの河は、その上を自動車が走るほど氷が厚いのだとか。

昨秋来店した時はGuさんが休みで会えなかったことを伝えると「ズル休みっ(笑)」と答えながら、「これ、サービス、サービス」と言って軽い飲み口の紹興酒の水割り(上の写真)を持ってきてくれました。生春巻き、黒酢豚、ナス揚げで空腹を満たし、Dft3 最後に本日のおすすめになっていた「元祖 塩餃子」を頼んだら、「絶対おいしいから!」と力説。JTフーズの「このギョウザの摂取はあなたの健康に悪影響を及ぼす危険性があります」と書かなきゃいけないような冷凍ものとは当然違って、とてもおいしかった。皮は緑色、上には刻みネギがたっぷり乗っていて、塩だれととてもよく合う。中身は餃子の具というより、荒挽きソーセージのような肉汁たっぷりでプリプリの食感。

Dft4 お腹が一杯になったのを確かめると、熱いジャスミンティーをすぐにサッと持ってくる。Guさんはテーブルの客に常に注意を払って、気をそらさない。客がその時求めているサーヴィスを、当たり前のように提供してくれる。声が大きいだけのアルバイトしかいない、あまたの居酒屋なんかとは大違い。料理がフツウにおいしいこの店に何度も足を運ぶのは、Guさんのサーヴィスが心地よいから。また次も来ようと思ったのは年賀状を毎年くれるからとか、2杯目の紹興酒もごちそうしてくれたからとかでは、決してありません(笑)

 

Dft2 写真は全て昨夜、携帯で撮影。

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朝採りイチゴ

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「内地」にある実家の辺りは苺の一大産地。代表品種の「とちおとめ」は農家から朝採りのものがとても安く手に入る、と母。食べ飽きているのか、姪は見向きもしません(笑) 私ひとりでバクバク食べています。大きさが不ぞろいで、実にいろんな形のものが混じっているのも、格安の理由なんでしょう。 

実家で一泊して、明日からは東京です。

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マサさんのワイン会

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毎回お誘い頂いているのに、なかなか行けなくてお断りしてしまっているワイン会に久しぶりにおじゃましました。

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これは会場のお店に飾ってあるボトル。目の保養、飲んだわけでは決してありません(笑) マサさんのセレクトは本人が大好きなブルゴーニュ。次から次に出されるアイテムが、全てびっくりするぐらい美味しくて、まさしくマサ・マジック。8人で9本。右から味わった順に並んでます。最初のカリュアドは、ちょっと「訳あり」で話のネタに供されたもの。日当たり超良好のお店から購入したものらしいです。本当のスタートは、ポンソのアリゴテから。

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猛者ぞろいの参加者がこぞって感心していたのは、左から3本目。未熟者の私にはその左の、苺の酸味が感じられるジャッキー=トルショーが楽しかったです。 

(慣れてない実家のパソコンからのアップなので編集ができず、カメラで撮った画像をそのまま使ってます。3/9/2008)

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Four minutes

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 ドイツ映画   4分間のピアニスト 

気になっていた映画です。それが釧路でも「くしろシネマパラダイス」の手で、上映されることになりました。事務局のおぎやまさんの嬉しそうな声が、自宅の留守電に入っていました。今週3日の道新夕刊のコラムでも自ら紹介されていましたね。これは、ゼッタイ観なきゃ!

上映は、釧路市生涯学習センター 3月16日(日) 11:00,14:30,18:30 の3回

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たこ焼きの前の会

昨夜の集まりはたこ焼きを食べるのが目的だったのだけど、その前に小さな和食処で友人の送別会をやりました。そのお店は個人的に前々から気になっていて、とても楽しみに出かけました。

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お刺身の盛り合わせ

むき身といっしょに盛り付けられた海老の頭部がぶんぶんヒゲを振り回して、お皿の上で暴れます。透き通った身はコリコリ。生きているままの海老ミソをすするのは、なんとなくゾンビ気分(笑) 

 

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たちポン

 

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自家製くじらベーコンとアスパラを酢味噌で 

 

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かにクリームコロッケ

 

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クエ鍋 

まんが「美味しんぼ」で知った、九州のお魚アラ(クエ)。カルパッチョはビストロ・カワサキで食べたことがあるけれど、鍋で頂くのはこれが初めて。 

 

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たらこと辛子めんたいこ

  

当然のように、これまでのお料理に合わせたのは日本酒です。私は北の勝「搾りたて」と福司「海底力」(そこぢから)を。前者は温泉ワイン会でも味わいましたが、日本酒を滅多に口にしない私にも、とても美味しいです。他にも追い紫蘇で色と香りをさらに豊かにした特製のシソ焼酎「鍛高譚」 など、焼酎好きには堪らない逸品が沢山。お料理とお酒、両方を兼ね備えた期待通りの素晴らしいお店でした。

で、二次会がここ。もうお腹一杯の状態だったので、たこ焼きは2個食べるのがやっと・・・

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たこ焼きを食べる会

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送別会の流れで、たこ焼きを食べに赤ちょうちん横丁へ。今夜はへろへろなので、事の顛末は追ってまた・・・

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されど我らが日々

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2月から毎週、月と木曜日は20~30代の若者たちとバスケットボールをやっているので、家に帰ってくるなりバタンQです。戻れ、いや返せ30代の体力! なんか北方領土みたいだ(笑)

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かすべの頬肉

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この食材を初めて食べたのは、カワサキさんのところ。いっぺんで大好きになってしまいました。昨日の和商の日に見つけて、自分でムニエルにすることに。思いのほかプニョプニョとしていて、なんとなく食用蛙を料理しているような錯覚に(笑) ワンパターンだけどお手軽なバルサミコのソースで。軟骨と身そのものの食感が、本当に美味しいです。 こちらは昨日の夕食。
   

Kasube_hoo_meuniere

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とんそく

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「和商の日」の特売、吉岡肉店のカウンターに豚足がデンっと沢山並んでいるのを見つけ、懐かしくて早速買いました。27cmの大皿に1個だけ盛っても、迫力のある存在。おまけのパックの酢味噌で頂くと、子供の頃よく食べた昔の味そのまんまです。これ1個でお昼は満腹(笑)

豚足、グロテスクで食べられない、という人もいるようですね。大学時代の先輩がかつて「居酒屋のメニューにあったので注文したら、豚の足がそのまま出てきて、とてもじゃないが食えなかった」と言っていました。『食は文化なり』と大上段に構えなくとも、経験の無い食材に抵抗を覚えるのは誰しも同じでしょう。でも私にとっては、家庭で当たり前に食べていた料理のひとつです。

足にはけっこう固い毛が生えているので、それをきちんと処理しないと美味しくありません。父は剃り切れない毛を火で焼いたりしていましたが、かなり手間のかかる作業だとよくこぼしていました。吉岡さんのはさすがプロの仕事で、しかも脂っこさがきれいに抜けてゼラチンたっぷりの食感と味わいが楽しめました。以前、ビストロ・カワサキでフレンチの食材としての豚足を頂く前に見せてもらったのですが、上品に漂白された足はミニ豚ほどのサイズで、記憶にあるイメージとずいぶん違うのに驚いたことがあります。吉岡さんのは大きさも味も、昔の記憶どおりでした。

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