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幸せの条件

石塚真一の「岳」は、登山中の事故とその救助を描くコミックの名作だけど、その中の一話に遭難した父親と男の子が病気で先立ったお母さんの言葉を思い出して励みにし、救助隊が来るまで頑張る、というのがありました。お母さんが残した言葉は「ごはんがきちんと食べられて、ぐっすり眠ることができたら、それだけでとても幸せなのよ」。体が健康であることの大切さを言い切っていますね。私も、おいしいものを美味しく感じて食べられたら、最高に幸せです。きょうは今年のガストーラ初め。

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温かいゲンゲンのサラダ仕立て

お通しのタコのマリネに続く、ゼラチン質がたっぷりの、食感を楽しめる一皿です。ゲンゲン、どんなお魚かはお店の食材紹介ページ(過去の ARRIVAL 2007)で見てください。このムニュムニュ感は私の大好きなもの。「そう思って」と安藤シェフ。ありがとうございます。

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牛スジとカブのポトフ

「三友さんのところのブラウン君で取ったフォンを使ってます(笑)」とマダム。判る人には、わかる説明(笑) 味わいだけじゃなく、量もたっぷり。これ、まったく同じものを1575円のプリフィクスランチで『前菜』として出しているんですよ・・・ 東京の人たちには信じられないでしょうね。

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鴨 胡椒のソース

カモは甘いソースで食べることが多い、と伝えたら「じゃあ今日は、胡椒のソースにしましょうか」と言って出してくれたメインディッシュです。カモの下には蒸し煮した寒キャベツが敷いてあり、いっしょに頂くとその甘みがピリッとしたソース、カモ肉と渾然一体となって味覚を攻めてきます。ここまで、幸せ3連発!

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胡麻とカシューナッツのデザート

フレンチにゴマってありなの?と素人の質問をシェフに。Gustora_atarigomaあり、なんだそうです。これはいちおう『試作品』という位置づけらしく、當(あたり)胡麻という割烹で使われるものを用いたとのこと。  安藤シェフの指先、特別出演。

帰りに頂いたチョコは、ソーテルヌに漬けたレーズンが中身。条件が全部そろってしまった1日です。

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コメント

祝 ブログ再開!!(拍手)
これから楽しみが増えましたよ!

いつも綺麗な写真で紹介いただきありがとうございます。

ウチも更新がんばりまーす(笑)

PS. 試作品で実験?してスミマセン・・(反省)

投稿: ガストーラ アンドウ | 2008年1月20日 (日) 21時35分

ブログ、ぼちぼちとやってゆきますので
あまり期待しないでお付き合い頂けたら幸いです。

自分のブログより、シェフのお店のホームページが
いつ更新されるのかがすごく気になっています(笑)

投稿: ユンボギ | 2008年1月21日 (月) 20時37分

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