ガストーラのお料理を目当てに、NoisyさんつながりのYさんが埼玉からはるばる来釧されたので、地元の友人達とご一緒しました。アミューズのピンチョスに続いて出てきたお料理は
タラの芽 行者にんにく タコのベニエ バスクの塩
厳寒の釧路にあって‘春’を先取り! 野菜とタコはOKというYさんを歓迎するのに相応しい、安藤シェフの考え抜いた一皿目です。
ハナッコリー 黒大根 菜花 高濃度トマトの温製
珍しい野菜を使った二皿目。ナスの薄い輪切りのように見えるのが黒大根。トマトは色が淡いのに、びっくりするほど濃厚な味でした。
真ダチのムニエルと究極の生ウニ カブのピューレ添え
Yさんの偏食を鍛え直す(?)、旬のお魚料理。鮮度はどちらもこれ以上はない、というもの。熱々の真ダチに、冷たい最高級の塩水ウニが載ってます。「食感を楽しむ」系の食材は苦手だったはずのYさんも、当然のように平らげてしまいました。
オヒョウの生ハム巻きロースト ビネガーマスタードソース エピスの香り
調理する前にオヒョウの分厚い切り身を安藤シェフが見せてくれたのですが、オヒョウ本体の大きさは私たちが座っていた6人掛けテーブル並みらしい・・・ 白身魚なら大丈夫というYさんスペシャル。
寒玉キャベツで巻いたエゾ鹿フィレ肉のクレピネット
美味しさの余り、私が思わず泣いたメインディッシュ。同じエゾ鹿の網脂で包み焼きした、とろけるようなフィレ肉でした。Yさんが「メインは鹿しかないでしょう」とダジャレまじりで事前にリクエストしてくれなかったら、たぶん味わえなかった一皿です。
フロマージュ プティアグール マンゴーと桃のジャム
オッソイラティと双璧をなすバスク地方の羊乳チーズ。エゾ鹿の余韻が強烈で、私は何も考えられず、ただ口に運んでいました・・・ 申し訳ありません。
温製キンカンのタルトとブラッドオレンジのチョコレートソルベ
このデザートで正気に戻りました。キンカンの懐かしい味わいと冷たいチョコが気持ちよかった。いつもより骨太(?)の飴細工が冬の氷らしくて、印象的でした。
wine
2002 シャンパーニュ・グラン・クリュ・ブリュット・ミレジム
ヴォーヴェルサン
2004 イルレギー・ブラン エリミナ
1973 シャサーニュ・モンラッシェ・レ・シュヌヴォット ルロワ
2004 アルザス ピノ・ノアール
2002 カオール
2005 マディラン