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誠実なワインショップ

Five_of_six  宅急便屋さんから「お届け予定のワインが破損してしまいました」と連絡があり、夕方自宅で受け取っていっしょに開封したら、なるほど中身は6本頼んだうちの5本のみでした。破損した1本を除き、梱包し直したようです。価格的には日常飲みレベルのお手頃ワインなのですが、リアルワインガイドで「本誌発刊以来最高のACブル。クオリティはプルミエクラス。」と大絶賛されたためにネットショップからたちまち姿を消し、購入できたのが奇跡ともいえるアイテムでした。よりによって(笑) 顔なじみの宅急便屋さんもひたすら恐縮して「代替品の同じワインを手配できるか確認中です」と言ってくれたのですが、「多分無理でしょう(笑)」とそのあたりの事情を説明しました。5本無事だっただけでも幸運!と思っていたら、宅急便屋さんから連絡を受けたらしい購入先のワインショップから、先ほど信じられないメールが入りました。

 

ユンボギ 

この度は○○○運輸の方でワインを割ってしまい、
大変申し訳ありませんでした。

1本だけ破損したようです。
既に売り切れ完売ですが、実店舗に買いに来てくださる
お客様から譲っていただけることになりました。
後程、発送しまして○○○運輸の方で届けていただけると
思います。ご安心ください。
どうぞよろしくお願い致します。
 

そのワインショップの店長さんのお名前はInageyasan   

そのネットショップは http://www.rakuten.co.jp/inageya/ です。 

実店舗のお客さんには感謝しつつも申し訳なく思うのですが、たぶん宅急便屋さんの立場を田口店長さんがおもんばかって決めて下さったのだと思います。きっと、このワインを開けるたびに思い起こすだろうエピソードです。田口店長さん、ありがとうございます。 

店長さんのモットー、その通りですね 

Inageya_declaration

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