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紅白歌合戦

Kouhaku2006_0 大晦日バージョンの模様替えでテレビをリビングにセット。ガストーラさんのピンチョスとペティアンをお伴に紅白歌合戦を楽しみました。これを観ないとやはり大晦日という気がしません。 

Kouhaku2006_1普段は全く聴かない演歌なんかも、とてもしみじみ聴けてしまうので、すごい番組だと思います。 とにかく贅を尽くしていますからね。夏川りみの歌う「花」の時にウクレレで伴奏していたのは、あのジェイク・シマブクロですよ! Kouhaku2006_2さだまさしのバックはフォークギターの神様、石川鷹彦だし。 やっつけの歌番組じゃ、絶対できない豪華出演者です。来年の紅白がもう待ち遠しい(笑) 

 

安藤シェフ特製ピンチョスKouhaku2006_gustora_pintxos_1 ペティアンの後に、ロワールの赤も1本空けて、年越しを堪能しました。シェフ、バゲットごちそうさまでした。

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2006年最後の夕暮れ

2006_last_sunset
15:54 

釧路は穏やかな年の瀬です。
みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください! 

 

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白老牛

Yamachan_shiraoi_beef_1   

やまちゃん、ごちそうさま! 晩御飯で先ほどいただきました。味噌漬けなので手間がかからないのもうれしい(笑) 

Oboroduki_by_funaki このお肉に合わせるために、ずいぶん久し振りにお米を舟木米穀店から購入してごはんを炊きました。いま話題の「おぼろづき」です。北海道産米ではじめて食味鑑定「金賞」をとった品種。たしかに美味しい。白老牛と同じく、道産コンビで相性バッチリ。実家から届いたばかりの、あっさり味キムチを添えて。お味噌汁はインスタント。お肉用の適当なお皿がなくてヒラメ皿なのは愛嬌(笑)Yamachan_shiraoi_beef  

 

食後には、キムラマダム手製のシュトーレンを。天国ですね(笑)Kimura_madam_stollen_20061230

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イム・ヒョンジュ

Lim_hyung_joo   

 

妹の好きな曲  Ave Maria ♪

私の好きな曲  Salley Garden ♪

サリーガーデンの近くで
私は愛しいあの人と出会いました
彼女はサリーガーデンの横を通り過ぎていきました
その小さな雪のように白い足で
彼女は私に愛を急がずにと頼みました
木々に木の葉が生い茂るように育もうと
でも若く、愚かだった私は
彼女の言葉を聞き入れられなかったのです
川のほとりの野原に
私は愛しいあの人と立っていました
そして私が寄せた肩に
その雪のように白い手を乗せました
彼女は私に生き急がないでと頼みました

草が川縁に生い茂るようにゆっくりと
でも若く、愚かだった私は
彼女の言葉を聞き入れられなかったのです
今では悲しみの涙を流すばかり 

 

結論  フィル・コリンズ  You Can't Hurry Love ♪ 

 

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アイヌ文様とコンソメ

Ainu_arts_20061228  

仕事明けの午前中、キムラさんでのランチの前に道立近代美術館で開催中の「アイヌ文様の美」展へ出かけました。見応え十分! 上野のダリ展なんか、ものの15分ぐらいで済ませてしまったのに、これは1時間ほどがあっという間で、ランチの予約時間が迫ってなければもう少し鑑賞していたかったぐらい。偶然だろうけど、釧路に戻って来て自宅で新聞を開いたら、年明けに白糠町在住のアイヌ民族のフチ(おばあさん)によるアイヌ文様の刺しゅう教室がある、との記事。うれしいなあ。絶対、行かなきゃね。

 

Kimura20061228a プロヴァンサル キムラではマダムから「朝シャンはどう?」と訊かれて、11:30からグラスで頂きました。1杯だけ・・・  

この時期、どこのお店もハードワークでシェフの顔はお疲れ気味(笑) でも、当然のことながら出てくるお料理は一切そんなことを感じさせません。 

  

Kimura_20061228_consomme  ここのワイン会でご一緒させて頂いているS先生が今日のディナーを予約されていて「ご指名(?)」があったというコンソメを、運良く先にランチでいただくことができました。こういうのは、もう説明したくないです。とにかく美味しいので、舌全体に味が広がるように静かに口に運び、生きている幸せを味わいました。 

Kimura_madam_stollen ランチコースのデザートの後の、張り出しデザートとして頂いたマダム特製のシュトーレン。本当の食べ頃は明日以降らしいのだけど。ヒロ・ビョンホンさんもリクエストしていたから、すぐ「まぼろしの・・・」とかになりますね(笑) お土産にも頂戴したし、やまちゃんからは「白老牛」も届いて、この年末はプチ・ブルジョワな食生活になりそうです。

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川崎シェフ誕生日祝い

Kawasaki_20061227_cheers  

突然、札幌1泊出張が入ってバタバタと仕事を済ませてきました。夜はビストロカワサキでお祝いを。実は川崎シェフ、私と誕生日が同じであること(生まれ年はかなり違うけれど)を、去年の誕生日に偶然知りました。それで遅ればせながら、押しかけお祝いを強引に(笑) といっても最初にいっしょに乾杯して、あとはシェフの料理を私がひとりでひたすら食べるだけ、というものです。もちろん予約もなにもしてなかったので「あいにく、これっていう食材が今日はないんですよ~」とはシェフの弁。私も失礼なことに「ありあわせでいいから、おまかせします」なんて言ってしまいました。シェフ、さすがに苦笑い。奥のテーブル席とカウンターは他のお客さんでほぼ埋まっていたけれど、なぜかシェフの仕事ぶりが見れて会話もできる入り口すぐ脇のカウンター、その特等席は私の貸切状態でした。 

Kawasaki_20061227_kue  

くえのカルパッチョ 

 

Kawasaki_20061227_2nd  

手長海老のフリットとフォアグラ 砂肝添え

 

Kawasaki_20061227_3rd   

豚足の詰め物 網脂包み焼き 

 

Kawasaki_20061227_4th  

牛タンのグラタン風 

写真じゃ決してわからないでしょうけれど、カワサキさんとこはビストロのお料理ですから一皿はゆうに2人前のボリュームです。「まだ入る!」と追加で作ってもらった最後の牛タンはなんと厚さ3cmはありました。後半の二皿はさすがに赤ワインが欲しくなって、コート・デュ・ローヌをグラスでお代わりしました。ここは本当にいいお店だなぁと、今さらながらに思います。 

川崎シェフ、43歳の誕生日おめでとうございます!

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X'mas Card

Magari_xmas_card2_2006_neo3 

札幌のリストランテ magari さんから届いた年末年始の案内カード。実物は、黒の背景に金色のいい雰囲気です。きれいに再現できないのが残念。シェフの宮下さんには、前のお店で一度お会いしただけなのだけど、酪恵舎のチーズを特選素材として常用されていて、そのチーズの作り手の井ノ口さんと懇意にされている縁で、食事の後に話を伺う機会がありました。井ノ口さんも「宮下シェフからはいろいろ難しい注文がくるので、あれこれ試作している」と職人としてのやり甲斐をモロ感じているようで、「今度、いっしょに宮下さんの店に食事に行きましょう」とも言ってくれました。個人でもまだお邪魔できていないけれど、年が明けたら伺いたいお店のひとつです。  

 

きょうの釧路 Kearashi_20061225  8:12

今朝は-14.1℃、この冬いちばんの冷え込み。けあらしで防波堤の灯台も、貝殻島のそれのようにポツンと立っているように見えました。

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V字回復 凸

他人のアラは目についてしまうのに、いい歳して自分の非常識にはなかなか気付かないものだなぁ、などと昨日は落ち込んでたのだけど、まだ人生半ばだし、反省を踏まえつつやり直しはきくぞ、「前向きに!」のフィッシュ哲学で気分を転換。 

 

さて、おとといのワイン破損の件、その顛末をブログに紹介することを当のネットショップの田口店長さんにすぐお知らせして了解を得たのですが、ブログを見た店長さんからもっと長い、感動的なメールが寄せられたんです。それは私だけのものにしておきますけれど、思ったとおりの、本当に誠実な方でした。(ショップのホームページの写真は、ちょっとコワそうな感じに写っている? ^-^) このINAGEYAさんからはデイリーのワインを何度か購入したことがあるだけだったのですが、これからもきっと、ずっとお世話になるだろうと思います。

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今日はちょっとへこんでます・・・ 

 

Dan Fogelberg     Rhythm Of The Rain  ♪

 

 

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誠実なワインショップ

Five_of_six  宅急便屋さんから「お届け予定のワインが破損してしまいました」と連絡があり、夕方自宅で受け取っていっしょに開封したら、なるほど中身は6本頼んだうちの5本のみでした。破損した1本を除き、梱包し直したようです。価格的には日常飲みレベルのお手頃ワインなのですが、リアルワインガイドで「本誌発刊以来最高のACブル。クオリティはプルミエクラス。」と大絶賛されたためにネットショップからたちまち姿を消し、購入できたのが奇跡ともいえるアイテムでした。よりによって(笑) 顔なじみの宅急便屋さんもひたすら恐縮して「代替品の同じワインを手配できるか確認中です」と言ってくれたのですが、「多分無理でしょう(笑)」とそのあたりの事情を説明しました。5本無事だっただけでも幸運!と思っていたら、宅急便屋さんから連絡を受けたらしい購入先のワインショップから、先ほど信じられないメールが入りました。

 

ユンボギ 

この度は○○○運輸の方でワインを割ってしまい、
大変申し訳ありませんでした。

1本だけ破損したようです。
既に売り切れ完売ですが、実店舗に買いに来てくださる
お客様から譲っていただけることになりました。
後程、発送しまして○○○運輸の方で届けていただけると
思います。ご安心ください。
どうぞよろしくお願い致します。
 

そのワインショップの店長さんのお名前はInageyasan   

そのネットショップは http://www.rakuten.co.jp/inageya/ です。 

実店舗のお客さんには感謝しつつも申し訳なく思うのですが、たぶん宅急便屋さんの立場を田口店長さんがおもんばかって決めて下さったのだと思います。きっと、このワインを開けるたびに思い起こすだろうエピソードです。田口店長さん、ありがとうございます。 

店長さんのモットー、その通りですね 

Inageya_declaration

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ジュウリオのトリュフ

Giulio_truffle_dinner  

用事があって今日職場に出向いたら、Wine Bar Giulio Vierci から葉書が届いていました。トリュフ尽くしのコースの案内なんだけど、もう明日で終わりです・・・ 差出日は13日でしたが、宛て先が前の職場(札幌)になっていて、そこから釧路へ他の事務書類といっしょに転送されてきたので、手元に来るのが遅くなったようです。このトリュフ尽くしディナーは、円山西町にあったジュウリオの前のお店で頂いたことがあります。テーブルまで本人が来て、目の前でこれでもか!というぐらいフライドエッグに北イタリア特産の貴重な白トリュフを削ってかけてくれるのです。当時の私にはネコに小判だったような・・・ ちょっと、もったいなかった(笑)  札幌のKONさんは、昨日こちらへお出でになったようですね。うらやましい限り。 

ジュウリオ、お店のホームページもぼちぼち作り始めています。

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トレンディードラマ

On_the_basis_of_named_love  

たぶん著作権の関係で、まもなく削除されてしまうと思います。

小田和正  ラブストーリーは突然に ♪

浜田省吾  悲しみは雪のように ♪ 

このときの鈴木保奈美は、ほんとに光ってて魅力的でした・・・

 

ちなみに上の二つはこの映像を探していて出合った副産物です(笑)

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冬の来客

                     こちらです ↓ Winter_guest  勤務先の私の部屋のすぐそばにあるナナカマドに、今冬もお客さんが来ました。窓ガラス越しなので、ちょっと不鮮明。去年も来たムクドリかな、と思ったけど群れじゃなくで単独行動だし、なんだろう? と家に帰ってから小一時間ほど調べて、ようやくツグミと同定できました。残り少なくなったナナカマドの実をついばんで、厳しい冬に備えます。私は南国オーストラリアのピノ・ノワールでリフレッシュして、明日の出勤に備えます(笑) 

Which_bird_is_this_1

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幸せな窓辺

Gustora20061114str  

ムース オ ショコラ ブランを使ったデセール

ガストーラさんの料理講習会、すでに第16回を数えています。私は今日でまだ2回目の出席で、メインは前回出席した時がステーキの焼き方、今回はロティ ド ブッフ(ローストビーフ)と、素材の池田褐毛和牛には前世からとも思える深い縁があります。講習会は平日のお昼なので毎回の参加はさすがに難しく、本やネットのレシピを見て何となく作っている料理について、プロのコツを習いたい!と思った時に出席するようにしています。 

本日のスタートは、デザート用のホワイトチョコレートを使ったムース作りから。

Gustora20061214shaka

材料のひとつ、生クリームを泡立てる時は、ボウルを少し傾けてウェスタン・グリップ(わしづかみ)じゃなくてペンシル・グリップで空気を叩き込むようにシャカッシャカッとやるのがコツ、らしいです。見学者みんなが「えっ!」と驚く短時間で6分立てに仕上げます。手品みたいでした(笑)。白いムースをイチゴとともに盛り付け。アップで見ると「お菓子の森」のイメージかな 

Gustora20061214str3   

 

そして、肝心のローストビーフ。お肉の塊のローストは個人的にこれまでエゾ鹿で2回、牛で1回の計3回チャレンジしていますが、Gustora_20061214_rotie_de_buff_0 本当にこれでいいのかなという「作業」だったので、今回はしっかりポイントを押さえようと思いました。 ひとさし指を使って、タコ糸でブロック肉を縛る方法もしっかり習いました。すぐ復習しないと忘れてしまいそう。おおっ、と思ったのは肉の表面全面を焼く(リソレというらしいです)のを、けっこうしっかりとやることでした。 自分では色付けぐらいにしか思っていなかったので、改善ポイントです。オーブンに入れる前の焼き色はこんな感じです。Gustora20061214buff1肉の表面を指で押しての感じも体験させてもらいました。無塩バターとローリエをのせてオーブンにこれから入ります。周りにあるのは皮付きのにんにくです。 

 

 さあ、いただきます!  

Gustora20061214buff2  

付け合せは、これも今日の講習内容だったグラタン ドゥフィノワ。グリエールチーズが効いたじゃがいものグラタンです。ローストビーフはゲランドの海塩、マスタード、バスクのピリ辛味塩、オリーブオイル、塊をカットした時に出る肉汁、などなど色々な味付けのコンビで味わいました。お肉のおかわりもあって(!)、昼からとてもゼータクな気分。こんど自宅でパーティをやる時は、私の料理は間違いなくこのロティ ド ブッフです(笑)

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さびしい男たち

The_memories_of_salvia  辻静雄のすぐれた伝記小説「美味礼賛」の作者のよる男女小説集。普通なら恋愛小説と紹介すべきなのだろうけど、この人の書く「恋愛」物語はことごとく、さびしい。特に、男が。青春時代の空回りを描いた短編集「さびしい恋人」(1990年)の、もろ中年バージョンといえるかな。読者にとっても思い当たることがいっぱいあるから、こんな風に刊行されるんだろうけど、読んでて決して楽しくなりません(笑) 女なんて面倒なだけ、その結論が本書「サルビアの記憶」の中の一編「完全な世界」。高原の別荘で男同士が酒を飲みながら夜半まで話し込むだけの物語。

「男だけで食事をつくり、男だけで酒を飲み、男だけで釣りに行く。ずっとこんなふうにやってゆけたら最高だな」「女はどうするんだ?」 ・・・ 「女なんて面倒なだけじゃないか」「まあな」「もしここに女がいたら、おれたちはこんなにすっきりした気持ではいられないぜ」 ・・・ 「なにしろ女というのは、おれたち男を好きにならせる方法をすっかり心得ていて、好きにならせるだけならせると、こんどは悩ませにかかるんだ」「おまえ、よく知ってるな」「そういう目に会っていない男なんていないさ」 

うわっ、長い引用。こんなに引いたら絶対怒られるな。この本や、下の本を読むくらいなら、文庫でも出てる「美味礼賛」の方を読んでないかたにはおススメします。「美味礼賛」の冒頭、辻静雄の私的な食事会のシーン。シェフが用意するディナーとワインのあるテーブルで絶対にやってはいけないこと、が端的に描かれています。やっている人、けっこう見かけるからコワいです。Solitary_lover

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Lucky One

 

 

Alison_krauss 

 

Alison Krauss     The Lucky One ♪

 

カントリー出身のこの女性歌手のCDはこれ1枚しか持っていないのですが、この曲が好きでよく聴いています。本当なら道東の初夏の時期に紹介したいのだけど、YouTubeで見つけた映像があまりにも或る所に似ていたので、いまここで紹介します。緑に囲まれた、木立ちのなかのステージでの野外演奏。そう、これ、鶴居のヒッコリーウインドで初めてライブを聴いた時と風景や感覚が、本当にそのままなのですよ。去年の夏に新聞の小さな記事を見て、ひとりでふらりと聴きに行って、前にも書いたようにそこで初めてガストーラの安藤シェフ&マダムに出逢いました。その後、ヒッコリーウインドには今年の夏一度伺ったきりですが、ガストーラには何度か。

 

今日もその何度目かの1回。職場の同僚と冬のボーナスが出たのを記念して。メインにはバスクのピリ辛調味料を使ったローストポークを私の好みで再びお願いしました。

 

Pirikara_pork  

 

期待通りのおいしさでとても満足しました。でも、その前に出されたタラバガニの蒸し焼きエストラゴンバターが、それにも増して感動的な味わいでした。まさか今日出てくるとは、思ってもいませんでした(汗) 本日の the lucky one です。ル・クルーゼのココット・オーバルでどんとテーブルに置かれて、ケータイで撮った写真は取り分けたところ。

 

 Senkon_taraba  

 

安藤シェフが北海道新聞釧根版に連載していたレシピを見て、「機会があれば」とお願いしたのはけっこう前だったような・・・ 男ばかり4人で食べるには、あまりにもモッタイナイ旨さでした(笑) 時期的にタラバですが、エストラゴンの香りで食べるカニの「旨さ」を思い知らされました。いつもながら、安藤シェフの料理に感嘆です。 

 

 

 

Crab_senkonrecipe20060816_1
北海道新聞 2006.8.16

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和商の日

Washos_two_days  自宅から歩いて3分ぐらいのところに和商市場があって、雪の降った先週末は「和商の日」でした。通常、日曜日は休みなのですが、冬の観光シーズンのためか台湾系(?)の来客でにぎわっていました。韓国系じゃないことは確か(笑) いつもなら「岩崎」さんでお手軽にお惣菜を買うのだけど(←ここは巨大な牡蠣フライや、身がこれでもかっ!と入った野菜かに玉とじを始め、おススメばかりです。すぐ売り切れる・・)、Tabekurabe_of_chickens その日は吉岡肉店のこれが目当てでした。あっ、牛肩ロースじゃなくて、下に小さく文字だけで書いてある「銘柄鶏の食べくらべ勝負!」の方です。市場で買うと嬉しいのは、こんなふうに昔ながらの木の皮(正式な名称が思いだせん・・・)で包んでくれることです。Japanese_woody_paper  で、岩手産の味鶏と世界自然遺産の知床鶏を購入し、同じ調理法で昨日、今日と夕食のメインにしました。クレイジーソルトを振って小麦粉を軽くまぶし、オリーブオイルをひいたフライパンで色よく焼き、仕上げにバルサミコ酢でちょっとだけ焦がしました。結果、どちらもおいしかったんですけど、購入時にお肉に名前を書いてもらったわけではないので、どっちがどっちの銘柄鶏なのか判らず、引き分けです(笑) 見た目ではどちらか片方が、こころもちお肉に赤みが勝っていた感じがしました。

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雪に dance !

Kushiro_first_snowing                       16:20 

Kushiro_first_snowing_2釧路にもこの冬はじめての本格的な雪が降りました。雪を見るとポチじゃないですけど、うれしくて庭を駆け回りたくなります。私が生まれた日はすごい大雪だった、と母が言っていたのでそのせいかもしれません。  生まれ育った福島県の会津地方はもともと豪雪地帯で、冬は玄関が雪で埋まり、二階の窓から出入りした記憶があります。二階の窓の外を馬ソリが走ってゆく光景も記憶の片隅に残っています。昭和30年代前半の頃のこと。

 

Zoo_choo_choo_train この時期にはこの曲! 

 ZOO   Choo Choo Train  ♪ 

 

体が勝手に動き出してしまう  

 

Heavy_d そして、もう一曲 

HEAVY D AND THE BOYZ

Now That We Found Love  ♪ 

 

 

 

せっかくだから、ディスプレイをフルスクリーンにして踊りながら聴いてください。2曲続けると、さすがに息があがるけど(笑)

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味と味わい

Nadainada

20代の頃に読んだ新書本に、なだいなだ氏がワインの楽しみ方について書いたものがあります。その中で「味と味わいの違い」を述べていて、アルコール中毒の患者をながく診てきた精神科医でもあるなだ氏は「アル中になる人間は酒の味は知っている。だが、味わうことができない」と説明しています。
外国に行って日本通の現地の友人が食後に「日本のお茶がありますよ」と言って、ソーサーに載せたティーカップで出してくれる緑茶。その時の微妙な違和感。もうひとつ、「お酒はお燗に限る」とコーヒーポットに入れて供される日本酒。やはり、なんか奇妙。そんな例をひきながら、こう結びます。

めんどうくせえ、好きなように飲んでおいしいと思えば、それでいいだろ、という人もあるだろう。だが、飲み方というのは、いいかえれば、それをとりまく文化というものなのだ。

なだ氏のこの本、実は肩のこらない軽妙なエッセイで、かつ実用的な知識も盛り込んであるスグレモノなのだけど、冒頭の数ページで上記のようにワインのそれなりの味わい方を求めています。ある程度の年齢になると、さすがに電車で床に座ったまま化粧するような女子高生的行動はしなくなるけれど、酒席でそれに近いことを平気でする大人(?)はけっこう見かけます。自戒しなきゃ・・・

また、脱線。 器が変わると味わいも変わる、らしい。いいグラスでいただくワインは、確かにおいしく感じる。特に私は雰囲気で酔うタイプだから(笑) 上の写真の左側、ローゼンタールのエスプレッソ用カップ‘CUPOLA’、ほとんど芸術作品ともいえる貴重なもの。ワイン仲間から誕生日祝いに頂きました。これもなぜか男性から(笑) このカップでエスプレッソを飲んでる自分がイメージできないのが、つらいところ・・・・ 

しつこく、器の話。ガストーラでピンチョスとともに味わった吟醸酒。その時はシェリー用の小ぶりの高足グラスで出して下さったんですが、これについてはマダムとシェフで意見の相違があったそうです。マダムの、日本酒なのだから「ぐい飲み」でしょう、やっぱり! に対して、修行時代にサーヴィスの経験も積んできたシェフが「それはちょっと・・・・」、ということに。相棒の持ち込んだお酒でサプライズを演出してくれたこと、そしてピンチョスとの取り合わせからすると、シェフの「読み」通りでした(笑) 記念すべきディナーの最初から「やられた~っ」という感じでワクワクしましたから。

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Fever Night の続きの話

Calvados_from_chef_kimura    今夜、お世話になっている方から誕生日のお祝いとしてアルザス地方のカルヴァドスが届きました。リンゴのブランデーなのですが、ボトルの中にリンゴが丸ごと一個、Konishi_manami ごろんと入っていて、とてもいい雰囲気です。贈り主は残念ながら男性なのですが(笑)、彼には小西真奈美などたくさんの女性ファンがついていますので、恨まれないようにカードのサインをぼかしておきますね。本当にありがとうございます。

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夢想

Sato_satoru   

 

  Daydream Believer  ♪

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Yesterday Night Fever

2006_birthday_in_gustora  

踊りだしたくなるほど、おいしくて楽しいフレンチのガストーラさんへ昨夜は50歳記念のディナーに出かけました。いつものように食べるのに夢中で、お料理の写真は1枚も撮っていません。デザートまでたどり着いてようやく、ひとごこち。

そしてワイン

 2006_birthday_drinks  

2006_birthday_liqurすべてシェフにお任せして、お料理に合うものを選んでもらいました。左の2本はバスクのマールとリキュール。 安藤シェフこだわりの品揃えです。IZARRAはシャルトリューズに近い味わいでした。

 

食後酒とともにシガー。これも安藤シェフが、とても素晴らしいものを用意してくれていました。普段はタバコを吸わないのですが、ここではちょっと大人の雰囲気で葉巻を楽しむのが恒例になりました。

2006_birthday_candle_light_2  

 

いつも楽しい時間を作ってくださるガストーラのスタッフ勢揃いです。本当にありがとうございます! シャンパーニュ、ごちそうさまでした。

2006_birthday_gustora_stuff

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Just One Look

The_hollies 

   THE HOLLIES    Just One Look ♪

Just One Look は「ひと目惚れ」のことなんだけど、この曲はずっとリンダロンシュタットの曲だとばかり思っていました。初めて聴いたのが彼女の歌だったので。The Hollies の曲をカヴァーしてたんですね。  

 

今夜は3ヶ月に一度の釧路全日空ホテルワイン会。いつもはオードブル程度の比較的軽い料理なのですが、今回は忘年会を兼ねてということで楡金総料理長が腕をふるうフレンチフルコースでした。もちろん全て素晴らしい料理で、その中でもとりわけ「知床鶏とトリュフのブータン・ブラン」は、とても印象的な味わい。帰り際に楡金シェフに確認したら、やはりSOPEXAのコンクールで入賞した時のレシピをアレンジしたものでした。パトリス・ジュリアンの著書で知ってはいましたが、頂いたのは初めて。美味しかったなぁ・・・ ひと目惚れの味です。

Dsc02121 Patrice_julien_and_nineteen_chefs

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