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東京雑感(後編)

Sakunen_nouveau きのう金曜日は遅くまで、というか土曜日の確か2時近くまでみんなと飲んでいたのかなぁ。それでお昼近くに起きて新聞を読んだり、音楽を聴いたり、夕日を眺めたり。冷蔵庫には食材の残りや、同僚が持参した手土産がどっさりあるけれど、何もしたくなくて宅配ピザを頼みました。お供はサクネン・ヌーヴォ、つまり去年の「新酒」です。今年のヌーヴォの購入先noisyさんがおまけとしてサービスしてくれたもの。きちんと造られたヌーヴォは1,2年経っても、きちんと美味しいです。適切な条件で保管されていることが大前提ですけれど。宅配ピザには上質のオリーブオイル(Kimuraさんに譲ってもらったもの)をちょっとかけてあげると、ぐっと美味しくなりますね。東京雑感の続きは、ピッツェリアの話から 

客を見て、話しかけて!

どやどやの乱入客に追われるようにして出た前日のリストランテからそう遠くないところに、メインストリートに面してガラス張りのおしゃれなピザ屋さんがあったので、その日は1日遅れで合流した函館の同僚と二人で出かけました。ここも行きずりで入ったのですが、帰ってきて調べたら六本木ヒルズに店がある有名な(?)イタリアンピッツァの系列店のようです。たしかに「ピッツァ」と気取って呼びたくなる雰囲気で、味もよかったし、旨かった。まあ、炊きたてのご飯が美味しいのと同じで、目の前の石釜で焼きたてのピザが美味しくなかったら、そのお店は間違いなく潰れちゃうと思いますけど。気になったのは、カウンターで私が同僚と会話してるのに「このピッツァのお味はどうですか?」と割り込んできて、感想を求められたこと。ピザを2枚おかわりしたので、そのつど。その同僚はバイクとクルマがとても好きで詳しいので、二輪免許を取ったばかりの私はどんなバイクがいいかを興味深く聞いていたのに、興がそがれてしまいました。決して話しに夢中になって、ピザを食べるのをないがしろにしていた訳ではありません。逆に、出るそばから片付けておかわりしましたから、気に入ったのは判ったはず。それなのに「マニュアル」通りに感想を求めてくるんですね。注文を受けるとスタッフ全員(6名、みんな若い)でいっせいにイタリア語で大声で復唱するのもマニュアル通り。前日のリストランテとは根本的にサービスというものが違っていました。 

英語で話したい

こちらは全く飲食とは関係ない話です。帰りに羽田空港のロビーで座って本を読みながら搭乗時刻を待っていると、いきなり at arm's length を侵犯する至近距離から英語で話しかけられました。「隣の空いてる2つの席、私とワイフのために取っておいて。荷物を置いてくから。これからワイフを呼んでくるね、(ニッコリ)」たぶん、こういう意味のことを言ったんだと思います。私に理解できたのは「ワイフ」の単語だけで、修行中のブッダのようなあいまいな笑顔で、話しかけてきたその金髪男性にうなづき返すのが精一杯でした。若い時には英会話学校にも行っていたんですけど、大枚をドブに捨ててるなぁと思うほど上達せず、挫折した苦い思い出があります。でも、せめてなにかひと言、ことばを発したかった! ボケ防止を兼ねて、英会話にもう一度チャレンジしてみようかな、と思い始めています。

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