初冬の札幌大通り公園
ランチにフレンチレストラン カザマさんへおじゃました。テーブルは予約客で埋まり、サーヴィスをしている間にも空席を問う(繁忙時間帯なんだから常識的には遠慮すべき?)電話がどんどん入ってきます。マダムはたった一人で笑顔を絶やすことなくテーブルに完璧なサーヴィスをしながら、電話の応対も優雅に、とても優雅にこなしてゆきます。すごい、本当にすごいです。あまりジロジロ見るのも失礼と思い、手にしていった文庫本に意識して目を落とすようにしたのですが、マダムの流れるような所作からは「老舗」の品格というかキャリアの重みがずんずんと伝わってきました。それなのに私は、そのお店で昼間からボジョレーヌーヴォをデキャンタでひとりガブ飲みしてしまったんですけど(笑)
夜はススキノのビストロ ポワルへ。カザマさんからの「よろしく」という言葉を伝えるとともに、ポワルの貴美子マダムに昼間のマダムkazamaの天女の舞のようなサーヴィスの話をしたら、「私は絶対ダメ(笑) オーダー受けてる時に他のテーブルから『すいませ~ん』と呼ばれただけで『カチン』と来ちゃうから~」と率直な反応が。ふつうはやっぱりそうだよねぇ、とちょっと安心? ここでも、まだ飲んでいないヌーヴォを2種類試しましたが、ルー・デュモンはリーデルのボルドーグラスでサーブされたのが違和感ないほどしっかりした味わいでした。お肉料理は案内をいただいたエゾ鹿肉のポワレをミネルヴォアの赤とともに
坂井シェフからお土産に頂いたマルメロ。 「食べられないんですけど、いい香りがしますから」 確かにとってもいい香りがして、 泊まったホテルで枕元においたら熟睡できました。マルメロはポルトガル語なんだそうです。
ポルトガルのグループ
マドレデウス
A Vaca de Fogo(炎の輪舞) ♪
そういえば、JRの中で読んだ吉田修一のこの本もポルトガルの首都リスボンが舞台(?)の小説でした。間違ったこと(=今までの自分にはできなかったこと)をやってみる勇気を持たないと、人生は切り拓けない、 らしい・・・
「くらもちふさこ」が登場してきます(驚)
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コメント
怠け者の掲示板に書き込みありがとうございます(笑)
本当にニアミスでしたね。
この日はラサンテでした。
今月の半ばに同僚と一緒ですが釧路に行くかもです。
仕事は弟子屈なので川湯温泉になるか釧路に出てくるか果たして・・・
投稿: おおたに | 2006年12月 2日 (土) 22時24分
おおたにさんのところの掲示板は、いつ書き込みがあるかハラハラドキドキで、新しい書き込みを見つけると宝くじに当たったような気分になります(笑)
釧路へ出て来られるようでしたら、ご一報ください。
投稿: ユンボギ | 2006年12月 3日 (日) 18時31分
先日はご来店ありがとうございました!
この記事を拝見してビックリ。このガサツなワタクシがそんな優雅な舞を舞っていたなんてシンジラレナーイ!ユンボギさん、きっとヌーヴォで酔って幻をご覧になったのでしょう(笑)
今度ご来店頂いたら、取っておきのお酒でまた酔わせて差し上げましょう、ふふふ。
そして、お誕生日おめでとうございます。ますます素晴らしい(美味しい酒と料理の(笑))日々が続きますように!
投稿: kazama | 2006年12月 3日 (日) 23時03分
kazamaさんへ伺う理由の半分は、マダムの優雅な舞をタダで拝見するためです。しかも、おいしいお食事付き(笑)
お祝いのお言葉、ありがとうございます。
普段は自炊の粗食ゆえ、外で頂く時はしっかりと妥協のないものを、と心がけています。また、お世話になりますね。
投稿: ユンボギ | 2006年12月 4日 (月) 23時57分