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一瞬の風になれ 完結

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第1巻「イチニツイテ」、第2巻「ヨウイ」ときて完結編の「ドン」。学生時代、陸上は完全に個人競技だと思っていたけれど、この本のクライマックスにもなっている400mリレーのシーンはそれが大きなカン違いであったことを改めて教えてくれる。同じ高校で100mスプリンターとして競い合いながら共に成長してゆく、幼なじみの神谷新二と一ノ瀬連。でも性格は当然のことながらまるっきり違う。新二は思う

俺はしゃべるのが好きだ。自分の気持ちをできるだけ相手に伝えたいと思う。自分が何か言うことで、何かを変えられると信じている。そういう努力をさっぱりしない連に、時々イラつく。 

私は明らかに、「連」タイプです(笑) とにかく、読後に感じる幸せな気分は王道を行く青春小説ならでは。もっと体が動いた若い時に、少しでもこういう疾走感を味わっておきたかったな、と思わせられるのが玉にキズ(再笑) 

Guy_bossard このところ風邪気味で一気読みができず、昨日から二日かけて耽読しました。お供は、これも二日かけて空けたギィ・ボサールMuscadet Sevre et Maine の Sur Lie。 この間、円山屋に伺ったとき今村さんから「このクラス(価格)でこんなにミネラルの感じられるすごいワインはない! 絶対のおすすめ!!」と言われて、思わず「はい、お願いします」と購入したもの。このしょっぱさがミネラル? 確かに以前飲んだ、水着姿のカップルが手をつないで浜辺を駆ける姿が描かれたエチケットのMuscadet Sevre et Maineとは、ダンチの味わい。

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正調 イムジン河

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ザ・フォーク・クルセダーズ  イムジン河 ♪ 

一番左の加藤和彦、つい最近も再々結成したサディスティック・ミカバンドで木村カエラと「タイムマシンにお願い」をセルフカバーしてモロ現役だけれど、この当時、右端の北山修とフォークソングの名曲をたくさん作っています。この曲もそう。

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チーズ料理講習会

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白糠町社会福祉センター調理室で午前10時から開催された、しらぬかチーズ友の会グッチーズの料理講習会に参加してきました。講師は帯広在住でカラブリア州出身のエルボリスタ(ハーブや薬草を調合する資格取得者)、マックリ・ミレッラさん。カラブリア州は、井ノ口さんが即興で描いた地図のつま先部分に相当します。今日は、酪恵舎のチーズを使って3種類のパーティ料理に挑戦!Goodcheese20061029b  

まず最初は、パスタを茹でるのに時間がかかるカンネローニ・コン・ミートソース(Cannelloni con ragu)。ラザーニャ用の四角いパスタを茹でている間に、ミートソースを作りました。

Goodcheese20061029f Goodcheese20061029i 茹で上がったパスタに、ハムと卵とチーズ(リコッタ、刻んだトーマ、すりおろしたモンヴィーゾ)などを入れた具を載せて丸め、上下にミートソースを重ねてオーブンで加熱。見るからに美味そう。(写真右は加熱前) 

二品めはナスのサンドイッチ(Sandwich di Melanzane)Goodcheese20061029h  オリーブオイルを塗って焼いた米ナスでトマト、スカモルツァ、アンチョビをはさみ、ソース(オリーブオイル+パセリ、ニンニク、タバスコ、塩、胡椒)を塗って、オーブンでさらに焼きます。 

それぞれ焼き上がったところ。Goodcheese20061029c  

三品めは、デザートのシチリア風カンノーリ(Cannoli Siciliani)Goodcheese20061029d  これは今日の白眉ですね、私にとって。ミレッラさんがあらかじめ作っておいてくれたカンノーリ(筒型パイ)に、リコッタチーズを主としたクリームを詰め込んで、ドライチェリーとピスタチオでデコレートし、ココアパウダーと粉糖をまぶしたもの。前の二品は期待通りの旨さでしたが、このカンノーリは予想以上のビックリする美味しさ。5人の班で8個作ったのですが、了承を得てしっかり2個食べさせて頂きました(笑) 

Goodcheese20061029president Goodcheese20061029s グッチーズ会長のTさんも友の会ロゴ入りの赤いTシャツを着て実習に参戦! Sさんは裏方として写真係に徹していました。白糠という土地をとても魅力的にしている人たちです。Sさんの周りの3人は私と同じ班で実習された方たち。みんなで畳敷きの大広間に移っての会食は、当然のことながら充実感にあふれた笑顔ばかりでした。それにしても、うまかった(笑) 井ノ口さんの口ぐせではないですけど、イタリアチーズは料理に使うことで本領を発揮するんだ、ということを実感しました。

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岡ちゃん誕生日祝い at ガストーラ

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ワイン飲み仲間のひとりの遅れた誕生日祝いをガストーラさんで4人でやりました。セッティングしたH坊さんの裏テーマは「じゃがいも尽くし」。最近いろいろ出回っている品種を食べ比べてみたい、と安藤シェフにお願いしていました。準備期間があまりなかったので、とりあえず6種類。手前から反時計回りにレッドムーン、伯爵、メークイン、きたあかり、?(なんでしたっけ)、インカのめざめ、です。これらがピンチョスからメインまで、さまざまな形になって出てきました。でも、ここで解説はしません(できません)のでアシカラズ(笑) 

 

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前菜 北海シマエビ 

これは調理する前、元気にぴんぴんと飛びハネてるのを見せてもらってから、こんな風になって出てきました。頭の部分は、ミソごとばりばりと食べてしまいます。 

 

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青森産しらうおのバスク風 

安藤シェフが、Dsc01959切望していたバスクの調味料をようやくまとめて入手できたということで、そのいくつかをさっそくアレンジしてくれました。ピリ辛フレンチはガストーラならでは! ピンボケになってしまいましたが、そのピリ辛の素。赤い色ほどには、決してキツイ辛さではありません。ウマ辛です。 

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エゾ鹿のレバー バルサミコソース

つい先日の狩猟解禁日に獲ったばかりのフレッシュなレバー。食べると、抹茶に似た香りが鼻先へ抜けてゆきます。添えられているのは栗と、きたあかりのピューレ(の、はず・・・)。 

 

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ソイの香草焼き 

ひとりで一匹丸ごと食べるのは、すごいゴージャスな感じです。  

そしてメインはポークのロースト

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これも、旨かった!です。しらうおの時とは異なるバスクのピリ辛調味料とお塩が、ジューシーな焼き加減のお肉と完璧にマッチして、一同ボゥーッとなりました。すごいです。今も思い返して、またすぐ食べたいぐらい(笑) 

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デザート 

お皿の周囲に載っているのは、いちじく、巨峰、レッドキウイです。もうここまで来ると、満腹、大満足です。 

料理とともに楽しんだワインは、岡ちゃんが自ら持ち込んだ白ワイン の他に、生まれ年のバルベーラ(円山屋さんより購入)とスパイシーなガスコーニュの赤。いつもはひとり1本以上空けてしまうのに、今回はどれもじっくり味わって、この3本で充実のハッピーディナーとなりました。Gustora20061028_wine1Gustora20061028_wine2 Gustora20061028_wine3

  

 

 

 

 

 

 

安藤シェフ、いろいろ無理を聞いて頂いて、ありがとうございます。そしてバスクの貴重なマール、ごちそうさまでした。

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始まりの北海道

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内地出身の自分が北海道を志向するようになったキッカケはいくつかあると思うのだけど、ムツゴロウこと畑正憲さんのエッセイは確実にそのひとつ。中学生のとき愛読した博物誌に続き、畑さんが北海道に居を構えてからの「無人島記」「動物王国」シリーズは続刊が出るのが待ちきれない思いでした。

先日、北海道新聞の田中義剛氏のコラムに、東京あきる野市に移設したムツゴロウの動物王国が経営の危機にある、と書かれていました。移転の前にも、地元住民から衛生上の問題で反対運動があったようなことが報道されていましたが、ペット以外の動物は必要と感じない人たちが多くなってきているということなんでしょうか?

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なにが嬉しいって

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もちろん地元の日本ハムファイターズ日本一もうれしいですけれど、セギノールがスイッチヒッターだというのを優勝決定試合で知ったぐらいのニワカファンなので(笑)、個人的には自動二輪免許をとれたことの方がうれしさは大きいです。しかも、初めてのゴールド(優良)免許だし。別に違反常習者というわけではなく、免許更新を忘れて期限が過ぎてから手続きをするということが重なって、それだけでゴールド免許がもらえず、いつも2時間講習を受けるハメになっていました。

免許をとって 夢は荒れ野を駆け巡る

芭蕉のパクリですが、そんな心境です。

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ドゥカティ・モンスター400S

Ducati_monster_400s  

ガストーラの安藤シェフがおすすめ(?)のイタリア製バイク。いかにも、というデザインとカラーリングが心を惹きつけます。

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2年もの

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先週末にジュウリオから白糠酪恵舎の井ノ口さんへと言付かったものを、きょう工房まで届けに行ってきました。その時に井ノ口さんから頂いたもの。2年間熟成したハードタイプのチーズ。「え! こんなのも作ってんですか?」「自家用なんですよ」。大きなプロレスラーのこぶし程のブロック。味わいは、ほとんどパルミジャーノです! 「この状態になったら、あとは何年でも置けますから」 う~、独りだけで味わうの、もったいない・・・

ちなみに、ジュウリオから渡すように言付かったのは瓶詰めの自家製コーニャ。何種類かの果実を煮詰めて(砂糖は入れない)、チーズなどのトッピングに使うもの。辛味のないモスタルダのようなものみたいです。ジュウリオのワインバーではペコリーノに乗っけて食べました。ゴルゴンゾーラに蜂蜜をかけるような感じで使います。私も同じものをひと瓶もらったのに、井ノ口さんに届けただけで上のチーズをさらに頂いて、まるで「濡れ手で粟のぶったくり」みたいで申し訳ないです(笑)Konya  

年休をとった今日は、午前中に受けたバイクの検定にもやっと合格して、めでたく免許を手に出来ました。踊り出したいほど「大安」な一日でした。

ホイットニー・ヒューストン I Wanna Dance With Somebody ♪ 

Whitney_houston

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吉田拓郎 60歳

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NHKテレビでやっていた「つま恋」ライブを観て。やっぱりスゴイ・・・・  レコードで聴いていた「ペニーレーンでバーボン」が、CDで探しても見つからない理由も昨日ようやく判ったし。 

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庶路錦秋

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Syoro_deep_autumn_5 釧路の隣にある白糠町の紅葉の名所、庶路(しょろ)ダムに初めて行きました。午後遅く急に思い立って出かけたので、着く頃には日没が間近。時間があれば車を降りて、ゆっくり歩きたいほどの絶景でした。免許が取れたら(泣)、来年は絶対バイクで来たい・・・ 途中にいくつもある牧場には、牛だけでなく、体格のがっしりした馬も見かけました。農耕馬? 今どき違うよね。サラブレッドじゃなくても、見事な機能美を持つ生き物だと思います。Syoro_deep_autumn_4

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ドルチェ

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ジュウリオの新しいお店へ、お祝いを兼ねてランチにオジャマしました。テーブルもあるけれど、カウンターがメインの本当に小さなワインバー。でも、すすきの交差点のすぐそばでランチタイムから通しでやってて、しっかり食事ができるのはとっても便利。オープンして間もないので、ハード、ソフトともジュウリオがやりたいことの半分もできてないようだけど、また彼の料理でワインを飲めるようになっただけで私はうれしいです。もちろん、昼だけどワインを頂きました(笑) 

フォルマッジオ(イタリア語で「チーズ」)の話で面白かったのはゴルゴンゾーラが出た時に、同席してたOさんが「これは2種類あるんだよね?!」とフッと言葉にしたら、ジュウリオいわく「4種類、ありま~す! ゴルゴンゾーラ・ピカンテ、ゴルゴンゾーラ・ドルチェ、おいしくないゴルゴンゾーラ・ピカンテ、おいしくないゴルゴンゾーラ・ドルチェ。私は最初の二つしか使わないで~す。」 酪恵舎の熟成タイプチーズ、ロビオーラもそのままではなくジュウリオ自らグラッパで表面を洗ってもっと熟成させた状態のものが出てきました。

上の写真は最後のデザート。真ん中はもちろん田楽じゃなくて、パンナコッタです。

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飲酒 or 運転 Drink or Drive

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酒に酔った上での過ちは大目に見る文化風土があった日本でも、さすがにこのところ飲酒運転にだけは厳しい(当然の)処置がとられるようになりました。職場で配られた上の文書、無知にも「懲戒解雇と懲戒免職って違うの?」と管理課長に訊きに行ったら「後者は公務員に対するもので、一般企業では前者のように表現する。中身はいっしょで、退職金等いっさいの手当てが出ないで首になる!」とのこと。飲むなら乗るな、乗るなら飲むな、です。なお、上の文書、酒気帯びじゃなくて泥酔ならどうなんだ? というツッコミは無しですよ。論外ですから(笑)

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トング

Tongs   

トンガは南太平洋の小島ですが、こちらは料理中に様々なものを挟む道具。ガストーラの料理講習会を受けた時、シェフがフライパンでステーキや夏野菜を焼くのに使っていました。「菜箸より便利。安価でシンプルな形のものの方が使い勝手いいですよ」との説明でした。それ以来、トングを購入しようと思っていたのですが、先日Amazonでグッドデザイン賞に選ばれたという柳宗理のトング(上の写真手前)を見かけて衝動買いしてしまいました。ただ、家で使っているフライパンはフッ素コーティングしてあるものばかりなので、それを傷つけないというOXOのも念のため(?)いっしょに購入しました。今日届いたので、使用感は未知。手に入れただけで満足しているのは否定できません(笑)

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家路

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Kenny G    Going Home  ♪

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連チャン ベランダワイン

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昨日と全くおなじパターン。教習が済むとひと仕事終えた気分で、まだ昼過ぎなのに家でのんびりしてしまいます。このワイン、しみじみとすごく美味しい! 

Winelight  

フュージョン・サックスでベストセラーのアルバム‘ワインライト’。とにかく聴いてて気持ちがよいです。ただジャケット・フォトがあんまりだよね、という感じ。これ決して廉価版じゃなくて、オリジナルCDなだけに、もちょっと雰囲気を出して欲しかった。

  Winelight  ♪

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ベランダワイン

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今日の釧路はすっきりと晴れ渡った、よい天気でした。昼過ぎから3時までバイクの教習。苦手の一本橋も何とか渡れるようになり、家に戻ってからは気分良く白ワインを楽しんでいます。バイクは来週前半に検定、どうなることやら・・・・

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そで振り合うも多生の縁

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前回の札幌行の帰りのJRで読んだ3冊のうちのひとつ。選択肢の多い幅広い職業の「料理の仕事」を、それぞれの第一線で活躍中のプロ16人が紹介している、とても興味深く楽しい本です。もともと私は、その道のプロフェッショナルが一人前になるまでの実体験を自ら書いた本が好きで、その手の宝庫ともいえる岩波新書を学生時代に愛読していたのですが、ジュニア新書のこの1冊も、その流れのうれしい本です。 

本の登場人物の中に見知った顔がありました。The_man_i_met  

釧路に来て間もない2003年秋、釧路全日空ホテルで開催されたマッカリーナのシェフを迎えてのイベント。コーディネイトしたのが釧路ワインを楽しむ会の発足当初からのメンバーだったこともあって、ワイン会に参加し始めたばかりの私にも声をかけて頂き、出席しました。そこに来られていたのが加茂文彦氏。今回この本を読んで、初めて氏の経歴の凄さを知ることになりました。氏の名刺は、会がお開きになった後、場所をスカイラウンジに移し、有志で2次会をした時に頂いたもの。私のような者にも気さく、かつ丁寧に話しかけてくださって、その時はそんなに偉い方だとは全然思いませんでした。 今になって、冷や汗が出てきます(笑)Report_inside  

ピノやまちゃん、勝手に報告書を引用してしまいましたが、不都合があればお知らせ下さい。すぐ対処します。Report_inside_2  

そで振り合うも多生の縁(振り合うは互いに触れる、または互いに振るの意。「多生」は「他生」とも書く) 道行く知らぬ人と袖が触れ合うことさえ宿縁による。即ち、ちょっとした出来事もすべて宿世の因縁によるという意。〔広辞苑第二版補訂版〕

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Wine Bar Giulio Vierci

Wine_bar_giulio_vierci 

つい先日、円山西町にあったジュウリオの Ristorante Liguria のことにこの日記で触れたと思ったら、今日になって新しいお店をオープンしたとの案内が届きました。8月に北釧水産さんのトマトジュースと酪恵舎チーズセットを贈った時、電話でお礼とともに「ススキノの地下鉄駅のすぐそばでお店やるよ!」と言っていたのですが、ほんとに便利な場所のようです。  

Wine Bar Giulio Vierci  OPEN !!
Hoping to have You as our guest to enjoy a wide selection of wines and an original italian food menu. 
皆様、お元気でいらっしゃいますか?
ご無沙汰しておりました。
ワインバー ジュウリオ ヴィエールチがオープンしました。
ジュウリオのワインセレクションとオリジナルのイタリア料理で皆様のお越しをお待ちしております。
また、皆様と楽しい一時を過ごさせて頂きたいと願っております。

Best Regards. 
Giulio Vierci 

Wine Bar Giulio Vierci
Sapporo-shi, Chuo-ku, Minami 3 Nihi 4, Silver bilding 2F
Tel. (011) 271-5923
Open 11:30 a.m. until 23:30
10月と11月 毎日オープン  

Giulio_career

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見つめていたい

Vonda_shepard  

NHKで放映されていたアリー・my・ラブが単なるハチャメチャなラブコメにならなかったのは、いくつもの印象的なシーンで流れるヴォンダ・シェパードの歌声によるところがとても大きかったように思います。彼女以外にも、音楽好きには堪らない大物ミュージシャンが毎回のように劇中に登場してくるので、見ごたえ、聴きごたえがありました。

アリーの誕生日、同僚達が祝ってあげようとしているのに当人は気分が乗らず立ち上がって帰ろうとした瞬間、ホールの明かりが消えてしまいます。そして、音楽。 想いを寄せている相手からの心からの歌のプレゼント。でも、それだけじゃなかった、もっとすごい「歌」のプレゼントがいっしょに! それにしてもアリー、こんな素敵なシーンに「果報虎」なんて書いたTシャツ着てるなんて、そんなのありーかね? 確かに果報者ではあるけれど 

Every Breath You Take (見つめていたい) ♪ 

 

The Police Original ♪ 

 

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オーストラリアの白ワイン

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50の手習い

Stax_whale_tataki  STAXおまかせコース前菜 鯨のタタキ, 生ハム, カプレーゼ 

人生の折り返しを前に、バイクの免許を取得するため自動車学校に通っています。高校生時代に50ccのスポーツタイプを飛ばして(?)いた経験はあるものの、400ccとなるとかなり勝手が違って、仕事とは異なる緊張感を楽しんでいます。明日は夜8時までの勤務でバイク教習は受講できないため、今夜は久しぶりにのんびりとSTAXで食事してきました。釧路近海で獲れたクジラの、限りなく尾の身に近い部分のタタキ。誰かが昔、「もっと光を!」と言ったそうですが、私は言いたい。「もっとクジラを!」と。

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To Where You Are

Josh_groban 

Josh Groban    To Where You Are

ひぐまさんへ

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鷺沢 萠

Sagisawa_megumu 

第66回芥川賞を受賞した李恢成「砧をうつ女」(1971)から、第123回直木賞の金城一紀「GO」(2000)まで在日作家の小説はことごとく読んでいたつもりでいたのに、ひとりの女性作家の自殺を報じた2004年4月15日の新聞記事を読んで、その愚かな誤解に遅まきながら気がつきました。 

何冊かの著書のうち、初めの1冊をこの文庫本にしたのは解説を書いていたのが北上次郎だったから。先日の札幌からのJRの中で。

・・・・・

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食べ歩き考

Baked_tomato_with_rakkeisha_cheese  フルーツトマトの酪恵舎チーズ焼き(写真と本文は関係ありません)

親しくさせて頂いているレストランのマダムの紹介で入った、ある会員制ネットワークに私の自己紹介として載せてある文。 

おいしいものを食べることは好きでも、「食べ歩き」はせず、これ!と決めた店に通いつめる主義(?) 幸せになる方法は実はとっても簡単。お気に入りのレストランが一つ以上見つかれば、それで全てOKです。 

巷にあふれる食べ歩きブログ。どう見ても(読んでも)、料理を食べることが目的じゃなくて、色々な店に行った(入った)のを紹介することだけが目的となってしまっている本末転倒なものに出遭うと、なぜか恥ずかしくなります。その恥ずかしさは、もちろん自分に向いているので、エラそうなことは言えないのですが(笑)

夏のプロヴァンサルキムラさんのワイン会で、前菜として出された夏野菜のテリーヌ(この頁の下の写真)。何気なしに頂いていたら、常連のS先生(男性)が「この一皿を作るのにどれだけ手間がかかって大変なことか・・・」と感嘆して、とつとつと話し始めました。木村シェフがいたル・ジャンティオムの料理講習会にS先生が7年以上も通っていることを、その時初めて知りました。もちろん、その時の講師も木村シェフだったそうです(笑) その料理がどんな風に出来ているかも知らないで、「結構なお味でした」なんて書くブログをたれ流すのはもうやめようと思ったきっかけです。そうは言っても、やっぱり衝動的に写真を撮ってしまうことがあるので、懲りずに載せてしまいます。言行不一致で、すみません。

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走るということ

Sapporo_marathon  天気に恵まれた札幌マラソン。頑張って走る一般参加のランナーたち

The_strong_wind_blows

初しをん。ハルシオンじゃありません。直木賞を取った三浦しをんの受賞第一作。まだ半分しか読めていませんが、半端じゃない面白さです。家賃の安さゆえボロ家(実は古い陸上部の合宿所)に入居した大学生たちが、二人の才能あるランナーに感化されて箱根駅伝出場を目指す「青春」小説。私はもう楽しくてしょうがありません。札幌から帰りのJRの中で3冊目の本として読み始めて間もなく「すごい」と思いました。私は決して走るの好きじゃないですけれど、小説の中で主人公たちが熱く走るのは嫌いじゃないです(笑) 先に読み進むのもったいなく思える程の、超オモシロ本。

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