チーズ料理講習会
白糠町社会福祉センター調理室で午前10時から開催された、しらぬかチーズ友の会グッチーズの料理講習会に参加してきました。講師は帯広在住でカラブリア州出身のエルボリスタ(ハーブや薬草を調合する資格取得者)、マックリ・ミレッラさん。カラブリア州は、井ノ口さんが即興で描いた地図のつま先部分に相当します。今日は、酪恵舎のチーズを使って3種類のパーティ料理に挑戦!
まず最初は、パスタを茹でるのに時間がかかるカンネローニ・コン・ミートソース(Cannelloni con ragu)。ラザーニャ用の四角いパスタを茹でている間に、ミートソースを作りました。
茹で上がったパスタに、ハムと卵とチーズ(リコッタ、刻んだトーマ、すりおろしたモンヴィーゾ)などを入れた具を載せて丸め、上下にミートソースを重ねてオーブンで加熱。見るからに美味そう。(写真右は加熱前)
二品めはナスのサンドイッチ(Sandwich di Melanzane) オリーブオイルを塗って焼いた米ナスでトマト、スカモルツァ、アンチョビをはさみ、ソース(オリーブオイル+パセリ、ニンニク、タバスコ、塩、胡椒)を塗って、オーブンでさらに焼きます。
三品めは、デザートのシチリア風カンノーリ(Cannoli Siciliani) これは今日の白眉ですね、私にとって。ミレッラさんがあらかじめ作っておいてくれたカンノーリ(筒型パイ)に、リコッタチーズを主としたクリームを詰め込んで、ドライチェリーとピスタチオでデコレートし、ココアパウダーと粉糖をまぶしたもの。前の二品は期待通りの旨さでしたが、このカンノーリは予想以上のビックリする美味しさ。5人の班で8個作ったのですが、了承を得てしっかり2個食べさせて頂きました(笑)
グッチーズ会長のTさんも友の会ロゴ入りの赤いTシャツを着て実習に参戦! Sさんは裏方として写真係に徹していました。白糠という土地をとても魅力的にしている人たちです。Sさんの周りの3人は私と同じ班で実習された方たち。みんなで畳敷きの大広間に移っての会食は、当然のことながら充実感にあふれた笑顔ばかりでした。それにしても、うまかった(笑) 井ノ口さんの口ぐせではないですけど、イタリアチーズは料理に使うことで本領を発揮するんだ、ということを実感しました。
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