夜市
雨の休日はツンドク本の消化に最適。この世ならぬ夜市で、幼い弟と引き換えに「野球の才能」を手に入れた青年の顛末。『日本ホラー小説大賞受賞作』というケバい帯は無いほうが、著者の描く世界にすんなり入れそう。手に入れた才能がプロにもなれないような中途半端なものだったから、ずっと「弟を売った」罪悪感を引きずっていたのでは? 大なり小なり代償を払って歳を重ねてきても、後悔することがままあるのは、自分の得てきたものがあまりに微かだから?(笑)
コウモリが伝えに来るという、あやかしの夜市。雨の波止場で開かれるのなら、会場はきっとあそこ・・・ 明日の朝には、消えている
今月は3回も寄港する大型客船「飛鳥」。今日で2回目
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