世話人さんの唯一の‘ミス’
釧路ワインを楽しむ会に参加させていただくようになって3年少しが過ぎました。名前の通りのこの楽しい会は、雑務?のほとんどを一手に引き受けてくれている「世話人」さんの存在を抜きには語れません。彼にまかせておけば、いつも心ゆくまでワインを楽しめる、という安心感(依存心?)があります(笑) 常に用意万端のその世話人さんが唯一アセッた姿を見せたのが、写真のワインを手にした時。「頼んでたアイテムと違う・・・・」
第68回例会(H16年10月5日開催)「ロワール地方のワイン」をテーマにセレクトしたワイン、普段なら余裕をもって発注しアイテムを確認のうえ会場のステラマリスへ持ち込むのに、その時は忙しかったのか、確かめずにそのままで。ワイン会開始直前になって気がつき、世話人さんは驚いて発注先のネットショップへTEL。ショップからの返事は「当方の手違いで、申し訳ありません。もちろん交換致しますが、もしよろしければ、そのまま召し上がってください」というようなことだったようです。ワイン会ホームページのデータ集を見ていただければ分かるように、当初の予算の倍近い価格のワインでした。目の前のワインを封も切らずに返す会員はいませんので、当然開けて味わいました(笑) キョーレツに圧倒される香り! その時に世話人さんが用意したロワールのワインは皆どれも素晴らしかったのですが、私にはこのユーモラスなラベルのル・シャンピニオン・マジック’01が一番感動しました。実際にこの造り手のワインは人気があるようで、同じものを手に入れることは、その後ずぅ~っと出来ませんでした。しかし、魚心あれば水心? 世話人さんの‘ミス’で出会ったこのワインの同じビンテージが、なんと円山屋さんに眠っていたのです。もちろん、すぐ購入したのはいうまでもありません。今、こうして味わっていても、あの時の驚きは増しこそすれ、いささかも減じません。これは決して独りで開けるワインじゃないなぁ~。ちょっと、反省・・・
ところで、世話人さんが最初に予定していたアイテムは本当は何だったんだろう?
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