生年、百に満たず
季節の変わり目なので、久しぶりに部屋の模様替えをしています。とりあえずリビングにあったステレオコンポを続きの和室に移したのですが、もとから壁に立てかけてあった書を見ているうちに、漢詩の正確な意味がなんとなく(ほんとにナントナク)気になって調べてみました。これを人づてに頂いた時は「『人間の一生はたかだか百年だが、千年の志を抱いて生きる』とかの意だそーだ」なんて説明を受けたので、ずぅ~っと(10年ほど)そう信じてきました。目先のことにとらわれずに大局観を持ちなさい、という教えだな、と。ところが、ネットで調べたら全く正反対の意味であることがわかって、ひっくり返ってしまいました。「人間どうせ百まで生きられないのに、千年も先のことを心配するのは愚かだ、(今という時期を精一杯楽しまなきゃ損だ!)」 エピキュリアンでゆきなさい、というのが本来の意味だったんです。う~む・・・ なんか複雑な心境です。ちなみにこの書は10行ある詩の、最初の2行であることも判りました。
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