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じゃがいもとサンゴ

potate_and_coral  に見えますけど、ぜんぜん違うんです。今夜、釧路全日空ホテルで開かれたワイン会でお目にかかったもの。Sさんが持っているのは、実はコート・デュ・ローヌ(じゃがいも似)とシャブリ(サンゴ似)のブドウ畑の石です。作り手の生写真とかも飾ってありましたから、一応断わりを入れて持って帰ってきたんだと思います(笑) 今回のテーマはローヌ、前回がシャブリ(グランクリュ勢揃い!)でしたが、stone_of_chabris 畑の石からしてこんなに違うんですね。シャブリ地区の石には小さな貝の化石がびっしり! つるんとしたローヌのじゃがいも石とは好対照です。ちょうど先週末にキムラさんのところで、北ローヌの白を中心に味わったばかりだったので、南ローヌの赤を中心とした今回は、その延長戦みたいに感じて面白かったです。供されたワインは

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不思議な人

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アスペルガー症候群(高機能自閉症)という「障害」をもつ女性との日常が書かれたノンフィクション。札幌から帰りのJRの中で読み浸ってしまいました。普通のひと以上にトンデモナク高い言語能力を持つのに、文字通りの意味しか理解できなくて、周囲とのコミュニケーションがまともにとれず、大問題になってしまう。遠距離恋愛で結婚して、修羅場続きだった時期のこともサラリと書かれているけど、本当に大変だったんだろうなぁ。とにかく「妻」の異星人(=高い知性なのに非常識)ぶりには、その障害を知っているはずの夫さえ何度もぶち切れてしまうし、読んでるこっちもひっくり返ってしまう。でも、そんな二人がお互いを何とか理解しあって(そのため沢山の工夫を重ねて)共存生活をおくろうと努力する姿が不思議に面白い(興味深い)のです。これって、普通のカップルの上手なコミュニケーション教本としても、読めますね。ヘンなマニュアル本より絶対、いい。異星人妻の長所(?)がひとつ、どんな料理でも一度食べるとその味をかなり忠実に再現できること。それもスーパーで調達した普通の食材や調味料で、夫をチョー魅了するような高級料理を作ってしまう。最初に明確な「記憶」があって、それに近づけているだけらしいのだけど、ウラヤマシイ。夫のことば「僕はいつも家でウマイものを食べる幸運に恵まれている」。ぜひ、読んでみてください。元気になれる本です。

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ブイヤベース

bouillabaisse プロヴァンサル キムラさんとこの看板メニュー、金曜日の夜にようやく頂くことができました。プロのお店で出す料理ということで、想像以上の手間ひまがかけられています。使われているのは手長エビ、あなご、ホーボー、あさり、ムール貝。bouillabaisse_soup 最初にその濃厚なスープだけを味わうのですが、鍋ごと飲み干したいほどのおいしさです。とにかく準備が大変なので、4~6人分ぐらいがいちばん作りやすい、とはシェフの弁。le_k

 

ワインはダール・エ・リボのクローズ・エルミタージュ、白 をマグナムでどんと。この日もやっぱり飲みすぎてしまいました・・・反省

マダム、チョコ、ありがとうございました

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I believe

shin_seung_hun  シン スンフン。バラードの帝王と呼ばれています。「猟奇的な彼女」の主題歌  I believe  の日本語バージョンは、白眉!他の日本語曲も、原語の韻を踏んだ訳詞で感心してしまいます(笑)。「杉山清貴さんと小田和正さんを足したような」という評は、あたらずと言えども遠からず。全曲、まったりと聴いてしまいます。

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とうもろこし人形

corn_doll 共働学舎新得農場のおみやげ。とうもろこしの皮で作られたお人形。みごとな出来ばえです。食べられないのが残念(笑)

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シェフのコラボ

昨夜釧路全日空ホテルで開催された、マッカリーナ菅谷シェフと全日空ホテル楡金総料理長の合作ディナーを紹介します。

1_horsd_oeuvre

マッカリーナのスペシャリテ

オードブル各種盛り合わせ

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帆立と真鱈のムース  ユリ根包みスープ仕立て

3_nameta_carrelet  

なめたかれいのムニエル

酸味のきいたにんじんソース

4_chevreuil_roti  

エゾ鹿のロースト ボワヴラードソース小豆添え

5_macaron_et_sorbet 

釧路丹頂苺のココナッツクリーム

ジャスミンシャーベット

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感受性

for_my_sensitivity 茨木のり子さんが亡くなった、とのニュース。今夜、どれだけ多くのブログがこの詩人のことを惜しんで書くことになるのだろう。詩には疎い私でも、さすがに「自分の感受性くらい」と「わたしが一番きれいだったとき」は、知っていました。あらためてこれらの詩を読み返すと、自分の干乾びた心がとても恥ずかしくなってきます・・・    

あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……

         茨木のり子 「汲む」

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スペシャルディナー

slow_food_dinner マッカリーナの菅谷シェフと釧路全日空ホテルの楡金総料理長のコラボレートディナー。明後日の開催を前にして、チケットを受け取ってきました。釧路ワイン会の畏友ピノ好き山ちゃんが2年ほど前に主催した同ホテルでのフォーラム、その時供された菅谷シェフの野菜料理にひっくり返った記憶がよみがえってきます。テーブルを共にするのは、おなじみワイン会の面々。今から、ワクワクです。

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氷壁

sunday_climber 単独行専門に冬山は自殺行為なので、思いっきり夏山の写真ですけどお許しを・・・ NHKの連続ドラマ「氷壁」を見ました。来週で最終回なんですね。全6話の5回目だったので、筋書きはよくわかりません。でも、妙に共感できた主人公の言葉、山を登り始めた理由が「友達がいなかったから・・・」

Kanaさんから教えてもらったドラマの主題歌試聴サイト。たっぷりと浸れて、癒されます。

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兄弟

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有名なドニ・モルテの弟、ティエリー・モルテのブルゴーニュ・パストゥグラン。今日の晩酌ワインです。私は三男一女の三男坊。弟にとって兄は常に人生の先輩として模範を示す存在であって欲しいもの。気軽にぐびぐび飲んでおいしいワイン。なんでこんなに安いんだろう。弟の立場として、不満です(笑) 悔しいから、買い占めました。

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Winds of My Heart

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もちろん、ジャケ買いです

才媛のジャズ・ヴォーカリスト

 鈴木重子 のアルバム

4曲目 Colours of the wind が特にお気に入りです。

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木曜日のモッツァレッラ

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毎週木曜日の夜に、白糠の酪恵舎から近所の舟木米穀店に届けられる作りたてのモッツァレッラチーズ。以前は金曜日に購入して、週末の朝にのんびりと食べていました。この頃は、届いたその日に丸のままかぶりつくのがマイブームになっています。口福(こうふく)という言葉がありますが、弾力のある歯応えに爽やかな酸味が感じられるフレッシュさは、まさにそれです。味わいには炊きたてのごはん、焼きたてのパンを口にする時と同じ喜びがあります。今日も予約注文分を夕方急いで受け取りにいったら、口をもぐもぐさせながら事務所から出てきた舟木さんが「私も今、届きたてを食べてたの!」 とびっきりの美味しさを求めて、することはみんな同じです(笑)

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白夜行

byakuya 今の時期の釧路にはめずらしく、朝の気温がプラスになりました。街全体に霧ならぬ「もや」がかかって、白夜のような趣きです。春は確実に迫ってきてる、か?

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くるくる賞

kurukuru_prize   

bowling2職場の親睦会主催のボーリング&食事会がありました。去年のボーリン グは幹事だったのに優勝してしまったので、今回は少し手加減しました(もちろん、言い訳ですけど)。 右腕はもう明日一日中、使い物にならないでしょう(笑) ガタガタです。成績は24人中22位でした・・・bowling1

 

ボーリングの後は全日空ホテルのトップラウンジBeginsに移動してビュッフェ形式の食事とビンゴゲーム。begins  

yezodeer_humburgパックのお料理なのに、楡金シェフが挨拶に来られましたし、エゾ鹿のハンバーグもありました。幹事がかなり頑張った模様です。

bingo kuji ビンゴゲームは番号がそろった順番に、さらにクジを引くという手の込んだ趣向。私は「くるくる賞」でした。ホテルメイドのロールケーキ(トップの写真)です。甘いものも好きなので、とてもうれしかったです。今日、チョコレートをもらえなかった埋め合わせにしました(泣)

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温泉ワイン会

11日(土) 初日spa_wine_utage 

釧路ワイン会有志による別荘でのお泊りワイン会です。3年振りの復活開催とのこと。世話人さんのご尽力の賜物です。いつも本当にお世話になります。各人、ワインと料理を一品(以上?)持参です。たくさん写真を撮ったのに、酔っていたせいか、ひどくブレたものばかり。使えるものがあまりありません(笑) 詳しい内容は近いうちに本家ホームページでご覧ください! とりあえず、雰囲気をお伝えします。

spa_wine_meal_1 spa_wine_meal_2 spa_wine_meal_3 spawine_party

 

 

 

ワインは闇鍋状態、いろんな種類が集まり玉手箱を開けたようで面白かったです。個人的に印象に残ったのを白赤各3本あげるとコレです。spa_wine_blan spa_wine_rouge

ちなみにそれぞれ左端は私が持ち込んだもので、自画自賛もいいとこ(笑) それから、常連さんのひとコマ紹介。spa_soba_again spa_great_gambler_neko またまたおいしいお蕎麦を作ってくださった七色ドリンカーさん、オセロで極少僅差で勝ったと喜ぶ根っからのギャンブラーねこぷんさん。 とにかく、食べて飲んで、私はいつの間にか布団に倒れこんでいました。

12日(日) 二日目spa_wine_happy_morning  

朝、重い頭で目が覚めると階下からトントンと包丁の音とともに、いい匂いが漂ってきます。のぞき込むと、世話人さんがキャベツを刻み、朝ごはんの支度をしていました。世話人さんを男にしておくのは、ゼッタイもったいない、と思う。エプロンも似合うし(笑) 朝食も豪華版。世話人さんのけんちん汁、milkさんのアイナメのポワレ、ねこぷんさんの目玉焼き。spa_breakfast_ainame spa_breakfast

 

 

 

 

外は気持ちのいい快晴で、クリフ・リチャードの「しあわせの朝」なんかを口ずさみたくなります。spa_fine_day

昼前には名残惜しくも解散となりました。biraosnow_area1 私はそこから弟子屈のビラオスキー場にひとり向かい、日頃の不摂生を反省するがごとくボードにいそしみました。充実、満喫の週末。biraosnow_area

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じゃがいものガレット

galettes-toma 

 

 

 

 

 

 

 

白糠酪恵舎のトーマ・シラヌカをアレンジしたリヨン風じゃがいものガレットを作りました。今日これから始まる温泉ワイン会への持ち込み料理です。8人分近い分量なので、けっこう力仕事でした。初めて作ったので、味の方が気になります・・・ みんなの評価は、追ってアップしま~す。

作り方は

steamed_potates ジャガイモを30分蒸しあげて

 

 

 

itame-tamanegi 玉ねぎはほんのり色がつくまで丁寧にバターでいためて塩、胡椒。

 

 

mazekomi つぶしたジャガイモと玉ねぎを合わせ、ナツメグとパセリを入れて混ぜ込みます。今回は特別にトーマ・シラヌカももぐり込ませました(笑) あとはパイ皿に敷き詰め、オーブンで表面に焼き色がつくまで、20分程度加熱して出来上がり。  

 

パトリス・ジュリアンのワインと料理を楽しむこの本のfrench_wine_abc レシピを参考にしました。完全に従っていないのは、入れるはずだった卵がそのまま残っていることに焼きあがった時気づいたから(笑) トーマ・シラヌカを使うアイデアは偶然たどりついたこの方のブログから拝借しました。ありがとうございます。

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パトリス・ジュリアンの本

patrice_julien ワインとチーズ、そして料理、それから日々の生活そのものの楽しみ方を教えてくれる本。実際に料理のレシピ集やワイン案内の本も別にたくさん出していますが、手軽なこの文庫本でこのひとのエッセンスが味わえます。私が釧路に来て料理をすることが多くなったのは、地元の食材の素晴らしさと、この本の影響が大きいです。ワインとチーズの相性、組み合わせについて書かれた章の締めくくりの一節 「ワインとチーズに関しては厳格な主義や法則よりもを楽しむことが何よりも大切だ。~ いちばん大切なのは、それらを味わいながら過ごす素敵なひととき、なぜならラブストーリーは本を読んで覚えるものじゃないのだから。」

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ロビオーラのスープ

robiola  土曜日にSTAXで食べた「ロビオーラの入った温かいスープ」を無勝手流ながらも再現すべくチャレンジ。このロビオーラは、本当にいろいろな料理に使えることを実感させられたので、soup_robiolaその一部が記憶の余韻としてあるうちに。同席した方からはブーイングが起きそうですが、こんな感じになりました。本日の夕食。顆粒コンソメをお湯に溶かし、それに薄く剥いだロビオーラの赤い表皮を入れて火を通します。カチカチになったパンの残りをスライスして浸し、できあがり。こんなにいい加減な作り方なのに、かなりイ・ケ・マ・ス! ロビオーラのおかげ。なによりも簡単なのがうれしい。寒い夜におすすめです。

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ビギン

ikaten 昔、イカ天というテレビ番組があって、よく見て(聴いて)いました。アマチュアバンドの勝ち抜きオーディションです。アマチュア時代のビギンも出ていました。

星、浜辺、よせる波音、ギターの音色。心地よいビギンのホームページです。一五一会という楽器も気になりますね。

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カワサキさんで飲んだ

montagny 3日(金)の夜。ビストロ・カワサキでカキのムニエル、豚のロースト、アジのカルパッチョなどを同僚と食べまくり。ワインも以前に飲んだロワイエ・ジラルダンのポマール01(←ネットで売ってない)が美味しくて、同じものもお願いしましたが、すぐ空いてしまい次にルイ・ラトゥールのモンタニーを。そしてお店がちょっと立て込んで、次の料理が遅くなるからと出してくれたのが、kawasaki060203地どりとフォアグラのテリーヌ。 

札幌ではなんでこんなにゼイタクしてしまうのだろう。帰ったら、またパンと水の生活に戻ります・・・・

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キムラさんで羊を食べた

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木曜日から週末にかけては久々の札幌出張でした。 jun_and_takkie2日(木)の会議終了後は同僚とプロヴァンサル キムラさんで食事をしました。 お肉料理はシェフおすすめの羊を! 美味しいです。北海道のひとは日本で一番ヒツジを食べるけど、実はジンギスカンばかりで、本当の羊肉の美味しさを知っている人は思ったより少ないかもしれません。kimura_wines

ワインはマダムいち押しのロワールのシュナン・ブランと、最後の1本ということでオマケしてくれたエルミタージュ85。レストランで食事する時は、(特別に食べたい食材、飲みたいワインが決まっている時以外は)何も考えずにお店のスタッフにお任せしたいほうなので、お料理とワインのレベルが揃っているキムラさんは安心です。

デザートは三人三様でkimura1

ココナッツのブランマンジェ

極めてシンプル 私のchoice

 

 

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フロマージュブランのソルベ

~白神山地のマロニエの花の  はちみつのソース~  

 

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イチゴのマカロンとバニラのアイスクリーム ~イチゴのソース~

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ロビオーラを生み出す女性(ひと)

miss_now 自分の進む道を見つけて、やるべきことをきっちりやろうと努力している人は輝いています。今夜STAXでの「ワインとチーズの夕べ(第6回)」のテーマは、白糠酪恵舎のウォッシュタイプチーズに焦点をあてて『最初から最後までロビオーラ』。そのロビオーラ職人が、この I さん。まもなく酪恵舎での研修を終えて、あらたに自分のチーズ工房立ち上げに入る前の「卒業式」を兼ねての開催でした。yezodeer_robiとにかくロビオーラ! スープから、野菜・タコのマリネ、チーズフォンデュ、牛肉のミルフィーユ、 鹿肉の赤ワイン煮とリゾット、アイスクリームまで、全てロビオーラをつかった料理です。料理に使うイタリアチーズの本領発揮というところ。ワインも国産の勝沼、那須のワイナリーのものに加え、コート・デュ・ローヌなど盛り沢山。それにしても、最後まで熱く語り合う師弟(妹)の情熱は、ロビオーラの味わいのように深く、濃い!discussion_and_passion  

    

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緑の玉子のオムライス

green_om 出張帰りの札幌駅地下「和蘭亭(おらんだてい)」で、朝昼兼用の食事。ものめずらしさで頂きました。子どもの頃オムライスが好きで、どこに行ってもオムライスしか頼まなかった時期があります。黄色い卵に赤いケチャップ。子ども心にも魅惑の組み合わせです。転機は札幌長銀ビルの地下にあった専門店K-ダッシュで(今は北3西3の大同生命ビル地下に移っています)、ホワイトソースのシーフードオムライスに出会ったこと。大人のオムライスでした。以来、あやしいオムライスを見かけたら、何はなくとも食することにしています。

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ベッツィ&クリス

betsy__chris

 

白い色は恋人の色 ♪

1970年の名曲

他にも懐かしいフォークソングが試聴できます。

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