常野物語(とこのものがたり)
恩田陸さんの常野物語シリーズの2作目「蒲公英草紙」が直木賞候補になりました。これ、出た当初、タンポポって読めなかったです(恥) この作家は「六番目の小夜子」で最初に知ったのですが、「月の裏側」や「球形の季節」など不思議な味わいの作品が多くて、とても好きです。とりわけ常野物語が! (感涙にむせんだ「夜のピクニック」を別として) 第1作の「光の帝国」は東北を舞台にした特殊な(時には悲しい)能力を持つ人々の物語の導入編に相当しますが、あまりに面白かったので、続編を待ち望んでいました。そして読んだ蒲公英草紙、水準以上でしたが前作にはちょっとかなわなかったかな、と思っていました。それでも、直木賞候補です。 去年の6月に出たばかりなのに、ネットで調べたらもう続編の3作目が
年末に出ていました。すぐ読まなきゃ。
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コメント
こんにちわー
何回もコメントして書いていたらお客さん入ってきて書き込みできなかったり、、、、
で、お久しぶりになりましたー(笑)
私は相変わらず東野ワールドにはまっています。
彼の本を読むようになってから「脳が疲労」になりましたーいままで読書に頭を使った事がなかったんですねー
投稿: M子 | 2006年1月 9日 (月) 17時52分
M子さん、「秘密」はぜひ読んでくださいね!
私は最初に文庫本を読んで感動し、あらためて単行本を買い直して(行割りや段落の区切りが文庫本だと著者の意図を反映していないことがあるので)、さらに感動し、ついでに広末涼子主演で映画化されたビデオまで見てしまいました。
それと「脳の疲労」はダイエットに一番いいんですよ。脳は血液中のブドウ糖(血糖)しかエネルギーに使えないのと、脳の活動に半端じゃない量のブドウ糖を消費するので、へたな運動をするよりダイエット効果があります。どんどん脳を疲れさせてください(笑)
投稿: ユンボギ | 2006年1月10日 (火) 21時10分