ハッピー赤ワイン
職場で回覧されてきた雑誌に、おもしろいエッセイが載っていました。国立病院の病院長をされてる方が書かれたものです。赤ワインを飲むと気分がほんわかとしてきて、なぜか満ち足りた気分になる。その理由を明らかにしています。単なるアルコールによる酔いのせいだけではなかったようですね。以下、その内容をかなりいい加減に要約すると・・・ 脳の中には報酬系と呼ばれる、自分で自分をほめてあげるシステムがある。非常な努力をして何かを成し遂げた時には、脳内の麻薬様物質エンドルフィンがたくさん分泌される。エンドルフィンはまたフェニルエチルアミン(PEA)という物質によっても分泌誘導され、ハッピー感覚を脳に催させる。実は、赤ワインにはこのPEAが大量に含まれており、いわば弱い麻薬をたしなんでいるようなもの。終末医療の疼痛緩和に使われていたブロンプトン・カクテル(モルヒネとコカインの混合)のベースに赤ワインが用いられたのは単なる色づけ味付け以上の意味がある・・・・ 原文はもっと味のある随筆です。酔狂な方、全文はこっそりこちらで「happy_red_wine.pdf」をダウンロード
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