49歳 二日目の夜
12月3日(土)午後5時 親切なクムジャさん
狸小路のシアターキノで映画を観ました。ペ・ドゥナが出た映画がキノで以前にかかってて、見たかったのに見逃したことが頭にあり、釧路では上映されないだろうこの作品を選びました。主演のイ・ヨンエ、NHKのチャングム役ですっかりメジャーになっています。個人的には初出演映画「JSA」のスイス軍女性将校役で話す韓国語に惚れました。同じ言語とは思えないほどきれいで軽やかな発音。とても韓国語には聞こえない。話し方であんなに上品な言語になるんだ、と驚きました。さて、なかなかこの映画の感想を書かないのは・・・・ 重い映画で、「楽しめ」ませんでした。宗教とか信仰心とかから一番離れたところで生活している私には、原罪や復讐というテーマはしんどかったです。それより、大きな沖縄といえるほど米国(=米軍)に依存していた韓国の社会問題、米国へ養子縁組に出された子供の多さがこの映画でも語られたことの方が、印象的でした。この間見たコメディーの「英語完全征服」もそうだし、その前にビデオで見た韓国映画も米国に養子に出された子供の実親探しが主題でした。
この映画を観終わって、ススキノのビストロポワルへ行きましたが、後日来たマダムからのメールに「ご来店の時は疲れていたみたいですね」と書かれてました。それぐらいシンドイ映画です。疲れるクムジャさん。
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コメント
もうすっかりボケたみたいです。
クムジャさんの一人娘が養子に出された先は、「オーストラリア」でした。英語を話すから米国だったという思い込み。ちゃんと映画を観てなかったってことですね。今、パンフを読み返してて気が付きました(恥!)
投稿: ユンボギ | 2005年12月10日 (土) 13時08分