二人でお茶を
英国の版画家リチャード・スペアの‘Two for tea’ 函館に住んでいた6年ほど前に札幌へ出張し、帰りのJRまで1時間ちょっとという中途半端な時間をつぶすために入った通りすがり、狸小路の松山額縁店。そこで出逢ってしまった作品です。ドライポイントエッチングという技法らしいのですが、墨絵のようににじんだ線が温かみを感じさせ、ユーモラスな構図とともにとても気にいってしまいました。清水の舞台から飛び降りたつもりで、初めて購入した芸術作品(?)ですが、今でも非常時持ち出しNo.1 のお気に入りです。
ところで「二人でお茶を」の原題 ‘Tea for two’ はドリス・デイ主演のミュージカルだということを、ついさっきネットで調べて知りました。映画の中で実際に同名の曲を歌っているようで、ここで聴くことができます。う~ん、ドリス・デイという歌手、私はジャズバーBasieで ‘Fly me to the moon’ を聴かされて知ったのですが、意外なところでつながってしまいました。
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