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武藤さんの羊(2)

dancyu12 いくつかのフレンチレストランのブログを読んで評価が高いことは知っていましたが、有名な全国誌でも大きく取り上げられました。羊料理を得意とするレストラン紹介を中心とした40ページの特集のなかで、生産者として唯一8ページにわたり(写真満載!)紹介されています。dancyu12-2

今朝のNHKでも武藤さんの羊が全国放送されたようなので(寝坊して見ていませんが)、認知度は急上昇ですね。でも、武藤さんがdancyuで語っている国産羊飼育の困難さを読むと、このところのジンギスカン・ブームを素直に喜べない思いです。

siranuka-megumi2005白糠の近くに住んでるおかげで、こんな風に茶路めん羊牧場のお肉をいろんなイベントでパクパク食べられるのは、本当に幸せです。釧路ワイン会仲間と出かけた今年5月連休のしらぬか山の恵み即売会のスナップですが、左側の世話人さんがお肉を焼きながら左手に持っているのはいろいろな内臓も入っているラムバーガー。その奥、急造ベンチの上にあるのがラムソーセージ。来年も同じように楽しめるとよいのですが。

mutohsan_no_hituji 釧路市内で一番確実に茶路めん羊牧場のお肉が食べられるところは、私が自分で輸入ラム肉の煮込みを作った時にステーキを食べに行った、バーSTAX。これがその時に食べたもの。心臓、胸腺、腎臓、横隔膜(サガリ)などの内臓といっしょにビネガー風味で出してくれました(毎回行くたびに違った料理法で出てきます!)。以前夕方早い時間にSTAXで食事していたら、武藤さんが「毎度~っ」と言ってお肉を届けに来たのでびっくりしたことがあります。その直前には酪恵舎の井ノ口さんがチーズ配達ついでに、カウンターでマダムと世間話をしていました。「生産者自ら届けに来るなんて、スゴイねぇ~」と感心して言ったら、マスターは「昔っからの付き合いだから」とあっさり。でも、ちょっと自慢げでした(笑) 

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コメント

武藤さんのような生産者に育まれた健康な羊だから、おいしいのはもちろん、安心していただけるわけで、そんな恩恵に浴することができるのは、とてもうらやましいです。スーパーに買い物に行っても、何を売っているのか信用できないこの時代、生産者から食材がダイレクトにチッチンへ運ばれるなんて、ほんとに素晴らしい!信頼のうえに成り立っている受注システムですよね。その裏には関係を培ってきた歴史があるのだろうなどと想像逞しく、思いは緬羊牧場を駆け巡るのでありました。(笑)
それにしても、こんな特集が組まれるほど、ジンギスカンブームはまだ続いているということですよね。最近は北海道でも焼き肉にその地位を奪われつつあるジンギスカンですから、羊肉が見直されてきているということは良いことだと思います。大変なご苦労があるのでしょうが、おいしく食べてもらってこそのお仕事だと思いますので、これからもぜひ安全でおいしい食肉を提供していただきたいと願ってやみません。

んがぁ〜、食べたくなってきたぁ〜〜〜っ!!!

投稿: Kana | 2005年11月22日 (火) 20時19分

ジンギスカンがブームになっていることを、私はつい最近知りました。だから、今が一番盛り上がっている時なのかな、と思っていたのですが、前からなのですか・・・。まあ、北海道にいたら花見もジンギスカンだから、ブームと言われてもあまりピンときませんが(笑)
dancyuには釧路の「ガストーラ」というレストランも紹介されていますが、ほんと美味しいでっせ!I所長のカバン持ちかなにかで来釧されるようなことがあれば、ご案内しますよ。

投稿: ユンボギ | 2005年11月22日 (火) 21時38分

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